まき

米光講座シーズン11を受講しました。食べることが好き。皆が、誰もが、おいしく&楽しく&安心して食べられることを目指してnoteをはじめましたが、2021年は草津温泉と療養所について書いてみようと思います。

まき

米光講座シーズン11を受講しました。食べることが好き。皆が、誰もが、おいしく&楽しく&安心して食べられることを目指してnoteをはじめましたが、2021年は草津温泉と療養所について書いてみようと思います。

最近の記事

母との記憶/短文バトル444

「ねぇ、ここなら家から遠いよ。知らない人しかいないよ、手をつないでもいいだろ」 三人兄弟の末っ子長男彼は、幼少期から「男として」を意識して生きていた。 3、4歳頃でも母と手を繋いで歩くことはなかったという。 姉と一緒ではなく末っ子の彼だけが自宅から少し離れた、観光でも有名な神社に母と二人でお参りした。その時、母親に頼まれたのが冒頭のコトバだ。 「こんなに人が多いんだよ。知ってる人がいて見ているかもしれないからヤダ!」 断ったものの、子どもながらに普段母が自分にお願いす

    • きな臭い情勢だからこその「饗宴の儀」ハラールメニューからみえてくるもの

      前回の記事から恥ずかしい程時間が経ってしまったが、書きかけの原稿に加筆することにした。 「饗宴の儀」のベジタリアンメニュー・ハラールメニューの紹介である。 まず上の写真が、前回の記事で紹介した令和元年10月22日「即位の儀」が行われたあとの「饗宴の儀」の献立である。この献立には「菜食主義の賓客献立」「ハラールミートの賓客献立」があった。なにが違うのか知りたく、宮内庁に取材を申し込んだ。対応はしてもらえたが、画像は入手できなかったので文字だけでの紹介となるが、まず「ハラール

      • 即位礼「饗宴の儀」のメニューからみるおもてなし

        誰もが、美味しく・楽しく・安心して食べられるをキーワードにnote記事を書くため、この1ヶ月イスラム教やユダヤ教、インドの食文化に関する本を読んでいます。 それらの書籍に影響されている部分が多いのですが、10月22日の即位礼をニュースで見ていて気づいたことを書きます。 見出しの写真は、夜の祝宴である「饗宴の儀」で出された料理です。(毎日新聞から転用) 明治以降、宮中の晩餐会ではフランス料理でもてなすことが多いそうです。しかし、今回は和食中心のメニューで、これは平成の「饗

        • ハラールなラーメン(鶏白湯)

          誰もが、おいしく・楽しく・安心して食べられるをモットーにこのnoteをつづります。「誰もが」には、イスラム教徒やユダヤ教などの信仰に則って生活を送っている人も含みます。 イスラム教徒すなわちムスリムは、ハラールかどうかを基準に考え、行動し、飲食しています。経典『コーラン(クルアーン)』やムハンマドの伝承録『ハディース』に則り、豚由来の食べ物やアルコールを含んだものは口にできません。規律をどの程度守るか、ハラールとして食べる(受け入れる)か、どうかの最終判断はムスリム個人にゆ

        • 母との記憶/短文バトル444

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