【コーチング03】傾聴とは : きもちに蛍光ペンをひいてみる
コーチングの重要な手法・技能のひとつ、「傾聴」。
きっと傾聴って、こんな「傾」と「聴」の
たった漢字二文字の入り口の先に、膨大な膨大な世界があって、
もう全然簡単な話じゃないのだろうことは、早々と想像できる。
その洋々たる傾聴、に含まれるだろう要素のひとつ、「くりかえし」。
いわゆるオウム返し。
相手の言葉を聞き出しながら、感情が出ているような言葉、
特徴的な言葉、語気の強さに変化のあった部分をこちらが拾って、
くりかえして言うことで、相手の気づきを促していくこと。
話の内容より言葉に集中するのが大切 と、今回学んだ。
なんだか、蛍光ペンで線を引くようだなぁと思った。
人の言葉や声の中にある揺らぎや波に、色を付けていく。
この観点でドラマや映画の登場人物たちを観察してみても、面白いかもしれない。
口癖にその人らしさは現れるし、
自分の使う言葉が、自分を作り上げている。
逆に言えば、絶対にその人から出てこない言葉というのも気になるところだ。
出てこないのか、出すことができないのか、忘れているのか、知らないのか。
自分が普段どんな言葉を使っているか、私はまったく自覚的でない。
自分がどんな顔をしているのかさえ、自覚的でない。
だからこそ、予期しないタイミングで、
建物の窓ガラスに映った自分との対面が生まれたりなんかすると、
あれっ自分ってこんな表情してたのか、とか
なんか改めて見ると今日の服装変だなとか、
気づいたりするんだな。
絶対音感のある人がメロディを聞くと音程がわかるように、
(私はないから、その感覚の実際のところはわからないけれど)
コーチとしての経験を積むと、ひとの機微に、敏感になっていけそうだ。
なっていきたい。
このnoteはコーチングの学習記録です。
2020年8月からコーチングをまなびはじめました。期間は半年。超自分視点の記録を残していきます。
01、02は以下の通り。