電機メーカの良いところ(こんな人にオススメです。)

こんにちは!メーカーマンです。

今日はお仕事というか業界についての内容を書きたいと思います。

今でこそ電機メーカーに入社して十数年が経ちましたが、学生時代のメーカーマンは商社への就職を希望して商社中心に就職活動を行ってました。しかし、世は就職氷河期(正確には雪解け中くらい?)・・・希望の会社への採用は叶わず、たまたま希望の会社の合間に近場で面接をやっていた今の会社で内定を頂き入社しました。

当時は我が社に限らず、と思いますが各メーカ拡大路線を図っていて海外への展開を強化していました。なので同期の社員は例外なく英語、もしくは日本語以外に+1言語が喋れる人ばかりでした(メーカーマンは日本語しかしゃべれませんが)。

入社して意外?だったのは福利厚生がしっかりしていて、家賃はタダで好きなところに住んでいいとか、後はとにかくボーナスが良かったですね。年間7カ月以上は出ていました。大学の同級生と比べても明らかに給料は良かったように思います。

主力得意先の電気量販店も好調、増店していた時期でとにかくイケイケでしたが、リーマンショックで物が売れなくなってそこでどういう判断を各メーカーがしたかで現在までの好不調の分水嶺になったと思います。さらにアマゾンなどのECの台頭で価格破壊も進みこれが追い打ちになりましたかね。皆さんもご存知の通り拡大路線を歩んでおり売り上げ規模が大きかったメーカーは途端に弱体化しました。シャープや東芝はわかりやすくそうでしたね。

我が社も拡大路線を見直すことになり、今までの電気量販店に頼った売り上げの上げ方はだめだ!となり新規の売上分野を模索することになりました。(メーカーマンは新規専任担当として営業をやってましたのでこの話はまたどこかで・・・)

十数年勤めていて思うのは、この業界は販売する商品が年を追うごとに変わるので売る側としては飽きずに仕事ができますね。自分がやりたいことがわからないという人には最適かもしれません。色んな商品を色んな分野の人に販売ができるのでその過程で販売先の業界が気に入って転職する人もおります(笑)

入社に関しても以前と比べると当社は大分ハードル下がってます。IT関連商品が主力の当社ですが、今はITが色んな分野、、、主に車なんかにも導入されてそっちに人が流れてこれまで採用していたような人が採用できなくなったんですね。なのでIT関連の商品メーカーは今入社は容易です。転勤可能な人材であればより簡単に入れるかと。新卒採用は以前は国立、MARCHレベル、もしくは英語が喋れるというのが基本でしたが今は日東駒専、もしくはそれに準ずるレベルでもとってますね。

メーカーは弱体化したとはいえ中小メーカーでもバランスシートを見れば分かる通り潤沢な資本を保有している会社も多く、経営者がよほど悪い舵を切らない限り今の若い人が生きている間は会社は残っているんじゃないですかね。最近は金融関係の会社からの転職希望が非常多いです。メーカーは財務諸表が読める彼らからすると魅力的に映るんでしょうね。

今日はここまでです。


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