ベルリン買付けの旅(その3)
テーゲル空港に降り立ったのは午後6時半。
ヘルシンキから更に1時間、時計の針を巻き戻す。
外に出るとこの時間でまだ26度。湿度も高く半袖短パン姿が目立つ気候。
ホテルまで事前の調べではタクシーで約25ユーロ。乗り込んだタクシーの運転手はおそらく70歳前後。英語が全く通じない。
メルツェデスの窓とサンルーフ全開で強風を浴びながら向かう事15分。とてもスムーズなドライブで料金も適正であった。降車してすぐに、
「歩道は自転車が危ないから気をつけろ!」
みたいなドイツ語を肩を叩かれながらアドバイスいただく。とっても紳士なドライバーでよかった。
無事チェックインを済ませ、初めてのベルリンを歩いてみる。
ホテル裏手の通りは鳥の鳴き声が心地良い閑静な場所であった。
今回はマウアーパークという大きな公園がある近くに宿を確保した。この公園では毎週日曜日に蚤の市が開催される。
この蚤の市を中心に今回の買付けをする予定だ。
小腹を満たすため近くにあったお店に入ってみる。
飲んでみる。
標識なんかもいちいち雰囲気が良い。
日曜日に蚤の市が開催されるであろう場所を下見。午後9時半だがまだ薄明るい。多くのベルリナーたちがウロウロしている。
写真右側は小高い丘になっており斜面に体育座りする大量のベルリナー。
「何してんすか?」
ってくらい多くの人たちがいる。
おそらく若者の憩いの場所なのであろう。
このカオスな雰囲気と時差ボケが相まってフラフラしてきたので宿へ戻る。
冷房の無い部屋だったがなんとか過ごせそうな気温に落ち着いてよかった。
いよいよ明日から買付けのスタートである。
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