ブラック企業と繊細さん
まけまなはこれまでに4つの企業・団体に勤めてきたのですが、内2社(いずれも過去)は今思えばいわゆるブラック企業でした。
サービス残業の常態化に、無給の休日出勤。最初に勤めた会社の上司は「効率的な働き方をしないお前達に責任がある」と高圧的な態度で言うほど、有無を言わせない働き方を強いられました。
もう一つの会社、正しくは地方公務員をしていたのですが、「残業代は予算計上していない」という理由でどれだけ残ってもサービス。休日に出勤しても、その分代休を取ってねと積もりに積もる代休日数。。一般企業と仕組みが違うにしても、まあブラックだったなと思いました。
まけまなの場合、上司や諸先輩方からの期待をモチベーションに報われないサービス勤務を無理やりポジティブ変換して、心に少し引っ掛かりを感じながらも現状を自身で正当化していました。
繊細さんは真面目で優しい人物が多いように感じます。だからこそ、ブラックな環境でも一生懸命やろうと「それはそれ、これはこれ」というように自身に求められていることを懸命にこなそうとします。
これって、ブラックな経営者(または管理職)からするとシメシメなんですよね。やり甲斐をニンジンにする上の者と、ニンジン目掛けて走る事に喜びを感じる下の者。
側から見ればおかしな構図でも繊細さんならお人好しな部分もあって、ブラックな上席に少しでも優しくされると心から嫌い(冷静)になれないんです。
まけまなが過去勤めてたブラック2社を辞めた理由は、いずれも体と心が持たなかったからです。
簡単に抜けられない、辞めさせてくれないブラック企業も世の中にはあるのだと思います。都合の良い労働者にだけはならないようにしたい繊細さんでした。
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