B02)五度の休職を経験した繊細さんが歩む道
↓前回の続きです。
数々の副業は長続きせず
上がる気配のない賃金に反して上がるばかりの物価。そして、いつ病んでも不思議でない心身。情勢と自身の健康面から、将来への不安が一向に無くなりません。
いずれも自分でコントロールすることは難しいものばかりで、健康面も気をつけていながらも、まけまなはこれまで五度の気分障害を発症→休職という、まさに生活の不安と正面から対峙してきました。
そこで、メインの職業とは別に収入を得るため、次のような副業を経験してきました。
・せどり
・商品撮影
・販促制作(WEBや紙媒体など)
・アフィリエイト(SNS)
・YouTube などなど
幅広く活動してきたことで、中には単発で数万円をいただけるお仕事もありました。
しかし、本職やプライベートが忙しい時期には副業に割ける時間も体力も限界があり、コストパフォーマンスの面からも長続きできているものはありません。
そんな中で、これはできるかもしれないと感じたのがKindle(=電子書籍)出版でした。
Kindle出版は将来の不安をかき消す光
「出版」と聞くと、手続きや作業量がとんでもなく多いように感じますが、Kindle出版までの流れはざっとこのような流れです。
1.原稿をWordで作る(ざっくり1万〜2万字)
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2.Amazonに著者の情報を登録(会員登録的な)
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3.本の表紙・紹介文・価格を決めて審査へ
まけまなの場合、1冊目が販売されるまでの審査は3時間ほどで通過できました。審査は【最大72時間】かかると書いてあったので、1日は待たされるのかと思いきや、意外にも短時間でした。
やはり、原稿を作るのがネタ探しも含めて最初のハードルでしたが、他の副業にも挑戦したこそ感じた次の魅力が「最初のハードル」への挑戦を奮い立たせてくれました。
・販売価格の70%が著者に入る。
・読み放題利用者からも収益が上がる仕組み。
・Amazonが宣伝してくれる。
といった点が主な魅力です。
繊細なサラリーマンだからこそのKindle出版
まけまなは、HSS型HSPという刺激を追求してしまうのに刺激に敏感という矛盾した性質の持ち主です。
これまで所属してきた会社、ましてや自分自身でもこの性質について理解できず、気分障害の発症と転職を繰り返してきました。
五度も休職を経験すると、もはや社会不適合者なのだと自ら認めざるを得ません。
「うつ」を経験した2021年の秋に、Kindle出版の流れについて知りました。これなら自宅にいながら1人でもできる!と。
「うつ」から復職して、2022年の秋に『note』のサービスを利用し始め、noteに「うつ」の経験を小出しに掲載していきました。
1万〜2万字と聞くと、最初は(書けるのか…)と不安になりましが、細分化して500字のnoteを20〜40本ほど原稿にまとめれば良いということにも気付きました。
「うつ」で苦しんだ経験を書き始めると1,000字はあっという間で、その後も何本かに分けて臨んだところ、3か月ほどで2万字の原稿が出来上がりました。
誰に干渉される訳でもなく、自分のペースで好きなように原稿を作れる。結果、それが誰かの役に立つことで自分の資金となって返ってくる。
社会不適合者のまけまなが、ストレス無く資金化できたのがこのKindle出版です。表現力に長けている繊細さんにとっておきの副業と言えるのではないでしょうか。