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【SEOテクニック】ネガティブキーワードで検索上位を狙う

誇大広告疑惑

朝5時台。民法の情報番組を
ラジオ感覚で聞いていると
ふと化粧品CMを注視してしまった。

「このホワイトスキンマジック(仮称)を
使うだけで、なんと気になるお肌のシミが
こんなにキレイに消えるんです!!」

と、男性の陽気なナレーション付きで
この商品を使うとモデルの女性のシミが
消える様子が映し出されて…ん?

女性が肌に商品を塗って→伸ばすとシミが消える
この(→)間に、不自然に入る映像のカット。
明らかに映像つながっていませんよねと。

まあ、まけまなが使用するわけでもないので
流せば良かったのですが、このようにマーケティングに
関する発信を行っているので見逃せなかったんです。

よし、このCMをよくない事例として紹介しよう!と
さっそくググりました。

検索枠→<ホワイトスキンマジック>
商品名を入力すると検索枠の下に候補が出てきますよね。

その候補がこちら。
候補①(商品名)買ってはいけない
候補②(商品名)+単語A←関連商品
候補③(商品名)+単語B←関連商品
候補④(商品名)+単語C←関連商品
候補⑤(商品名)+単語A 口コミ

いやいや、候補の一番目におもいっきり
「買ってはいけない」ってwww

やっぱりあの不自然なカットにシミの消失は
CG加工だったろうな〜と、確かめるべく
検索上位のサイトを確認して驚く。

「買ってはいけない!」「買ってはいけない?」

検索上位のサイトは恐らく、個人の方のブログ(WordPress)で、
そのページのタイトルは「ホワイトスキンマジック買ってはいけない?
となっている。

文末が「!」ではなく「?」が匂わせている。
結論として、このサイトで伝えたいことは
「ホワイトスキンマジックは買うべき!」
と、期待していた内容とは真逆だった。

早朝とはいえ全国放送のCMで流れるだけあって
口コミの数はかなり多いんだとか。

中には「肌に合わない」といった口コミもあるようで
そういった一部の口コミがネガティブイメージ(先入観)を
植え付けている可能性がある旨がこのサイト内に記載があった。

正直、目からウロコでした。商品を勧めたいと考えた時、
ポジティブなキーワードでページを検索するものと想定しがちです。

そこを敢えてネガティブなイメージを期待して
流入してきたユーザーに検証という形で商品の良さを伝える。

まけまなのような、ひねくれ者(笑)にとっては、
「この商品良いですよ!」と良い面ばかり押されても
本当に?と疑ってしまう。

むしろ、「この商品にはこのような一面(弱点)がある一方で、
これほどのメリットがある!」と正直に弱点を伝えてくれた方が
信頼できると感じてしまうところ。

消費者の「不安」を代弁して、丁寧に検証する。
大変上手な戦略だと勉強になった。

真相は手にした人にしか分からない

ただ、CMで違和感をもった「シミの消え方」あまりにも
キレイすぎて、「こちらの映像はイメージです」のように
分かりやすい表示があればまだ許容できたなと。

さらに、検索トップに出てきたサイトもアフィリエイトを
狙っているようで、ページ内の画像は恐らく全てフリー素材。
実際に使用して検証したかどうか定かではない。

いずれにせよ、消費者に誤認させたり欺いたりした場合、
その商品やメーカー、広告主は遅かれ早かれ淘汰されるでしょう。

今回、勉強になった「マーケティング戦略」について、
まけまな自身は、自信をもって勧められる商品にのみ
この技術を使いたいと感じた出来事でした。


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