繊細さんの「お願い」ハードルの下げ方
先輩(目上の方)はもとより、同い年・後輩にも「お願い」を頼みにくいまけまなです。
それは、相手が忙しいんじゃないかや、お願いした時に嫌な顔をされるんじゃないかや、それなら自分でやった方が早いかもなど、様々な理由でお願いすることはハードルが高めに感じてしまいます。
つい自分で抱え込んでしまう。そんな性格もあって、「うつ」も経験しました。
周りからは『もっと頼っていいんだよ』とは言われますが、相手の状況をより察してしまう繊細なまけまなにとって容易いことではありません。
そこで取り入れ始めたのが【交換条件】です。
「この仕事を進めておくので、代わりにこの件を引き受けてくれませんか?」
というお願いの仕方をするようになってから、随分と気持ち的に楽になりました。
これまで『これしておいて』という一方通行のお願いは、いわゆる【指示】のように取ってしまい、『なぜお前に指示されないといけないんだ』と思われてしまうのでは⁉︎という思いから逃れられませんでした。
ただ、この【交換条件】だと、「一緒にやろう!」の意味合いもあるので、立場関係なく言いやすくなりました。
心の中では、(忙しいから)、(難しい案件だから)、(気が乗らないから)、(これは自分の役割じゃないから)など、様々な理由があるから「お願い」をします。
でもそれは、相手にとってはどうでもいいことで、それを口に出したところで気持ちは変わりません。
だからこそ、一方的な「お願い=指示」ではなく、「交換条件=一緒に行う提案」をするようにしています。
理想は、相手のメリットになるような条件を出せると良いですが、一方的なお願いよりも聞いてもらえる確率は高くなるように感じる繊細さんでした。