動物とともに暮らす世界|6/21(日)みんなのオンライン教室 授業レポ
まちのきょういく委員会 運営メンバー にしやん(西森)です。
21日(日)午後は、ゲスト先生によるオンライン授業でした。
カバー画像にも映っているジャンピー先生。
フランスのモンペリエからの中継でしたが、フランスは7時間の時差があるため、まだ朝。ジャンピーは起きることができず、お母さんのなっちゃんがメインの授業となりました。
ジャンピーは、ジャンラックセリアという狩猟犬。とてもあたまが良く、500語ぐらいのことばがわかるそうです。
しかも!来い、待て、伏せなどを日本語、英語、フランス語と3ヶ国語でコミュニケーションができるのです。
なっちゃんの言葉で、印象的だったのは、
強いリーダーに従うという野生動物(狼)の研究があり、犬も同じように考えられています。でも、最近の研究でわかったのは、犬は家族人間と暮らしているときは、それが、あてはまらない。
犬は、人間と暮らすとき、家族としているそうです。だから、家族として、いっしょにコミュニケーションすることが嬉しいし、家族から褒められたい。
しつけに関して言えば、1歳までにしつけないといけないということではない。犬の1歳は、人間で言えばまだ赤ちゃんのような状態。だからできなくて当然。そのときまでに教えないといけないではなく、焦らないで接してほしい。失敗してもおこらない。できたら褒める。何歳でも新しいことを覚えて勉強できるのです。
犬と暮らす家族として、親ができることについて、本当に温かくなるメッセージでした。
僕の中で驚きだったのは、フランスでは公共交通であるトラム(路面電車)に家族として犬といっしょに乗れるということ。このあたりは、日本と違いますね。
日常のなかにも家族とともに過ごせる環境があるというのは、そのまちで暮らす市民の考え、さらに普段の暮らしのあり方がうつしだされているなと思うのです。
小学校にもうさぎやメダカがいますよね。なかには犬がいる学校もあるようで、先生と飼育係がお世話をしていると思います。学校のなかで暮らす生き物たちは、こどもたちや先生たちにとっていったいどんな存在なのでしょう?こういうところからも、その学校の雰囲気や大切にしていることが見え隠れしてくると思います。
90分近くに渡る話が尽きない授業でしたが、ジャンピー先生がお散歩時間となり、お別れとなりました。
なっちゃん、ジャンピー!素敵な世界と時間をありがとう!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。