見出し画像

ダイソーの「切りとれるじゃばらアルバム」を製本してみた

過去何度か投稿しているハードカバー素人製本を、楽しさだけでやり続けるシリーズ第三弾

無事に曲がった針を購入し、手編みがグンとやりやすくなりました

経緯:この「切りとれるじゃばらアルバム」、写真を頻繁に出し入れすることには向いていますが、紙のうねりが強く見た目が良くないのでハードカバー表紙で包んで誤魔化します。

ざっくり手順

  1. アルバムを解体

  2. 糸で編む

  3. 厚紙を切り出し

  4. 表紙を巻く

という感じです
色々なYoutube動画を参考にしています


写真を挟みつつ手順を見ていきます

「1.アルバムを解体」

使用したダイソーのアルバムは以下のもの(数年前に購入しました)

材料の一部です

元々は蛇腹でしたが、悩んだ挙句2枚組になるようミシン目で切り取りました

「2.糸で編む」

自分用なので気にせず印を付けます(ズレや染み込みが発生するやり方です)

元のミシン目に針を刺すので穴は開けません
印だけ付けておきます
(以下クラフト紙はメモ用紙としてずっと画像に映り込みますが、材料ではありません)

「2.糸で編む」と「3.厚紙を切り出し」の間

糸で編んだアルバムを一旦ノートの状態に仕上げます
背にボンドを厚く塗り、ティッシュを挟んでグレーの紙に接着します

中央のひょろ紙はティッシュです

グレーの紙は余った切れ端を使っているのでサイズが合っていません(最後に分かる)

「3.厚紙を切り出す」

ここでいう厚紙は表紙の芯になる紙です

本来のアルバム表紙(ペラ紙)に、仕上がりの様子を見ながら貼り付けます

今回はサイズの関係で厚紙パーツを表と裏に貼っています

雰囲気です


「4.表紙を巻く」の少し前


厚紙を貼った紙に表紙となるブルーの美しい紙(竹尾で購入)を貼り付けます

雰囲気です

中の本を挟んだりしてイメージしつつやります

A4サイズなので、不要な部分を切り取って使いました(今回はそのまま使うのが正解でした)

「4.表紙を巻く」

グレーの用紙部分を貼り付けて完成

(下)本を押さえ付けて撮影しています

悪くない!!かも!!
紙の名前は確か「羊皮紙」だった気がします
神保町の竹尾見本帖で何年も前に購入しました。

今回の失敗点

以下

グレーのは余り紙の再活用なので、ブルーのA4をケチらず使えば問題なかった


とはいえ本来の使い方である「切り取って1枚でも使える」という機能も損なわず完成したので満足です。(ミシン目はどのみち切り離した後切り落とすので)

終わりに

3冊目?となると工具も増え、制作スピードが上がってきました。理想の本は「自分にとって完璧なスケジュール帳とアイデアノートブックを作る」です。

今まで製本記事を書いた完成本

表紙の紙はまだ手元のものを使い切っていないので新たに蒐集したりはしていませんが、次に購入する機会が楽しみでなりません。

制作したいものが山ほどあるので、その材料費とさせていただきます。直近だと木材、ビーズ、塗料、紙、工具類になる可能性が高いです。