【考えてみた】何かに夢中になればなるほど、私は私を置いていく
同僚に勧められて今更ながらに「愛の不時着」を観たら、面白くて休日にイッキ見してしまいました。絶対明日寝不足。
まだ観てない人の為にネタバレは控えますが、シリアスなラブストーリーかと思って観たら
SFアクションほっこりラブファンタジーでした。(伝われ)
かくいう私は昔から何に対しても熱しやすく冷めやすいゴリゴリのオタク体質なんです。
アイドルやミュージシャン、映画やドラマ。面白い!と思ったらとことんハマって知り尽くすタイプです。
一度ハマるとその熱量はすさまじく、まずスマホのメイン画面変えるところからスタートし、休日には一日中関連動画を観たり、時には高価なグッズを買うこともありました。
(スターウォーズ公開時に、自走式のBB-8が4万円で売っていたのは凄まじく悩みました…)
◆オタク活動はとっても楽しいのに、私に何が残ったのだろう
このオタク気質のおかげで韓国語を学ぶことができたし、友達と行ったコンサート遠征の数々は今思い出しても楽しいエピソードばかりで良かったのですが、最近になってそんな自分に疑問を感じるようになりました。
最高の映画を初めて観た時や最高の音楽を初めて聴いたとき、私の中でそれがあたかも、うだつの上がらない毎日に突如差し込んだ眩い光のようにキラキラと輝いて見えることがあったんですよね。
これ伝わるでしょうか?
なんていうか、これだ!私が求めていたのはまさにこれだ!え、もしかして運命では!?
ってトップギア入る感じ。
または少し強い言葉になってしまうかもですが、まるで人生の救世主が現れたようなそんな刺激。
けどそれが中毒のようになると意味合いがちょっと変わってきます。
彼らは私の毎日に光を向けてくれるんだけども、そこから自動的に救い出してくれるわけじゃない。
あくまでも自分の足で歩いて行くしかないんだよな。
とそんなことを考えるようになりました。
◆自分の人生の軸は自分で支えたい
私の場合は何かにハマればハマるほど自分のカラーを忘れるタイプだったように思います。
ハマることで少しだけ上手くいかない現実を忘れられる、そんな思いもあったかもしれません。
だけど大人になるにつれて、自分で出来るようになる事がどんどん増えて徐々に自信がついてきます。
あれだけ好きだった映画や音楽も、生活のメインディッシュから少しばかりのスパイスに変わりました。あくまでも主軸は自分にあるんです。
そういったわけで最近は程よい距離感でオタク活動を楽しめるようになりました。
大袈裟かもしれませんがやっと自分という存在を取り戻せた気がしています。
今日はオタク活動に走りがちだった私の意識が変化していった話をお送りしました。
それではまた明日お会いしましょう〜