【考えてみた】人見知りは悪いことなのかな
短所は長所、それはいつも表裏一体で自分ではなかなか気付かないものです。あなたが欠点だと思っていることも時として力を発揮することがあるかもしれませんーーー
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おはようございます!
一昨日に引き続きみんなのフォトギャラリーの通知が続々届いております。
なぜ、なぜこの2つだけ異常に使用されているんだ…))))))
ホントに分からん。
でもとっても嬉しいです!
この、卵にヒビが入ってるイラストは
私の場合はこの記事の為に描き下ろしてるんですが、使って頂く方の記事を見ると
みなさん色んな解釈をされていて、アートって多種多様な見方があるんだなぁと感動しているところです。
ということで
今日は少しだけ自分の”殻を破れた”出来事に
ついてお話いたします。
今は仕事柄だいぶ良くなってきましたが、
昔は超がつくほどの人見知りでした。
人見知りというのも様々なタイプがあると思うんですが、私の場合は人見知りすぎて逆にこっちがめちゃくちゃ喋りすぎてしまうアレです。
厄介ですよねー。笑
2、3年ほど前のこと。
会社の飲み会を終えて先輩と2人で繁華街を歩いていると、スーツを着た2人組の男性に話しかけられました。
「お姉さんたち、何してるんですか?」
見た目22歳くらいで短髪の小柄な男性が話しかけて来ました。
「今から帰るところです。」
人見知りというのは知らない人から話かけられるのも嫌なのに、
そのうえその知らない人に時間を取られることはホントに辛い。
「え、もう終電無いっすよ!俺らと飲みません!?」
え、ナンパ?こわ。
と思って戸惑っていると2人の間から
スラッとした長身の女性が顔を出しました。
「ナンパだと思ったでしょ?すいません、びっくりさせちゃって!私たち飲み仲間探してて〜」
と軽快な口調で喋る始めるお姉さん。
「あ、みなさんお仕事仲間なんですか?」
と私が尋ねると
「仕事じゃなくて、趣味のサークルで出会ったんです〜」
とお姉さん。
怪しい。これは怪しいね。
最初に話しかけて来た男性が22歳として、
このお姉さんはおそらく30代前半。
それだけ歳の離れた男女が?趣味の?サークル?
人見知りセンサーが危険を察知。
お姉さん「私、美容系の仕事してて〜、お仕事は何されてるんですか〜?」
私「事務です。(嘘)」
お姉さん「てか、LINEだけでも交換しません?」
私「LINEやってないんですよねー。(嘘)」
てか早く帰りてえ。
解放して欲しい…。
鉄壁の人見知りガードでなんとか断り続けて、
3人組は諦めて去っていったのですが、
それを遠巻きに見ていた客引きのお兄さんが
バタバタと駆け寄って来てこう言いました。
「さっきの3人組、マルチ商法の勧誘グループで有名なんすよ!大丈夫でした!?」
と。
え、怖!
どうやらその界隈では有名な美容機器を売りつけるグループだったらしく、相手に警戒されないように男2女1で常に行動しているそう。
人見知り故の鉄壁のガードが
こんなところで役に立つとは。
人見知りも捨てたもんじゃないな。
そう思った瞬間でした。
とまぁ、このような事があり
それから数年後、この仕事をしているおかげか
初対面の人とも一方的に弾丸トークをしてしまう癖もいつの間にか消えていました。
詳しくは過去記事に書かれているので、
もし良ければお読みください。
人見知りのように、自分の欠点(だと思っていること)を直さなきゃ直さなきゃと考えてるうちはしんどいですが、
よくよく振り返ってみると全部が悪いことばかりでは無かったように思えます。
物事に慎重になれたとか、少人数で深く付き合えるようになったとかね。
今もし人見知りで悩んでいる人がいたら、
あまり直そうとせずに気楽に付き合って行こうぐらいに構えておくのが良いんじゃないでしょうか。
今日は意外なところで人見知りが役に立ったお話をお送りしました。
それではまた明日お会いしましょう〜