見出し画像

【お仕事】劣等感は恥だが役に立つ

皆さんは劣等感を持ったことがありますか?
学生なら成績が下の方だとか、社会人なら希望の会社に就職出来なかった。友達の家庭は幸せそうだとか…挙げだしたらキリがありません。
時に現代は大SNS戦国時代。意識していなくても誰かの成功エピソードなんかを目にしてしまうと、胸の奥をチクチク刺されるような何とも言えない感情にやられてしまうことも往々にしてあるのではないでしょうか。

おはようございます!
今日は大学を卒業してから数年間、箸にも棒にもかからない大フリーター時代を過ごしていた頃のお話です。

—————————————————————

大学三年生から四年生にかけて人並みに就活なるものをしていた私ですが、その後なぜフリーター時代を過ごしたのかはこちらをご覧ください(ニコニコ)

その頃はFacebookが全盛期の時代で、社会人になったばかりの友達が毎日のように
「今日も残業でしたー!でもやりがいのある毎日!」
的なコメントを見ては、社会人の一員にもなれていない私自身を不甲斐なく感じ肩を落とす日々が続いていました。

当時なんとなく続けていたアルバイトに向かう電車の中で、第二新卒向けの求人サイトを覗いてはアルバイトのやめ時を見計らっていたことを覚えています。

アイドルのライブに招待された

ある日、アルバイト先の関連企業が新人アイドルのマネジメントをしていたか何かで近所のライブハウスで行われるライブに招待されました。その日行くはずだった社員さんに予定が入ってしまった為、代わりに私が行くことになったのです。 

小さなライブハウスの2階にある関係者席からステージを見下ろすと、当時まだ中学生か高校生ぐらいだった彼女たちが一生懸命に歌って踊る姿を見て感動したのと同時に、何の夢にも向かえていない自分に対する劣等感も生まれていたように思います。

ライブが終わるとマネージャーの方から、メンバーに対して感想を伝えて欲しいと言われて私を含めて何名かが楽屋に招かれました。
狭く暗い廊下の先にある楽屋に入ると、先程ライブを終えたばかりの彼女たちは、着替えもそこそこに上がりきった息を抑えながらまっすぐに私たちを見つめていたのです。

私だけが何者でもなかった

楽屋に着いてから気付いたのですが、招かれた何名かの方々は皆さんどこかの芸能事務所の人だったり、大手レコード会社の社員だったり、その地域で名を馳せている音楽評論家の人だったりと何かしらの肩書きがある人ばっかりだったのです!

端から順に感想を求められ、ついに私が感想を述べる番が回って来ました。
「あ…〇〇でアルバイトをしています。今日のライブとっても良かったです。頑張ってください…」

もはや「え、何で君は来たの」状態で、ただのアルバイトの私が夢に向かって頑張るキラキラした彼女たちに言えることなど何も無く、当たり障りの無いコメントをして猛烈に恥ずかしくなってしまいました。
本当に早く帰りたかった。
また、その瞬間にアルバイトという責任も裁量も無い世界から抜け出してもっと広い世界を見たい!という強い思いが込み上げてきたことも覚えています。

あれだけ嫌がっていた就活を再開した

うだつの上がらないフリーター生活にピリオドを打つ為に、その日から就職活動を再開しました。
大学生の時のように、企業研究をして完璧な履歴書を作る…ことはありませんでした。私は当時アルバイトをしていた会社に就職しようと思ったのです。

幸いなことに、アルバイト先には社員登用試験が1年に1度あったので私はこれにチャレンジすることにしました。
とはいえ誰でもなれるという訳では無く、勤続年数が何年以上だとか、社長面接をクリアしないといけないとか様々な条件がありました。

学生時代はやりたいことを探せなかった為に諦めた就職活動でしたが、ゴールが見つかればなんとしてでも辿り着きたくなるのが私の性格です。まさに猪突猛進。

チャンスは一年に一度きり。その日から私はあらゆる準備を始めました。

と、話が長くなって来たので
具体的に何をしたのかはまた明日の記事でお話しますね!
また明日お会いしましょう!

いいなと思ったら応援しよう!