人間とドラえもんが共生するとは?
はじめに
ドラえもんδの定義・開発 ⇄ ドラえもんの本質の思考 → ドラえもんβの開発
のプロセスで、誰もが納得するドラえもんβの実現を目指しています。
ドラえもんδは、過去記事で定義しています。
また、前回記事『絶望を希望に変える ードラえもんδー』では、
ドラえもんは、絶望や失望から人間が立ち直るきっかけをひみつ道具などを通して与えてくれる存在と考察し、人間ののび太たちは、与えられたひみつ道具を活用し、自分が抱える問題(絶望や失望)をより良い方向(希望)に変えるよう努め、ドラえもんと共生することが大事と考え、まとめました。
本記事では、人間とドラえもんδの共生について、触れていきたいと思います。
共生を考えることは複雑で難しい?
ドラえもん原作では、ドラえもんはのび太の他、のび太の友達やのび太の家族、町の人、その他、ネズミや様々な生き物に対して、異なる対応や反応をします。
一方で、ドラえもんが様々な個性を持つすべての人や生き物に対して、ドラえもんらしく共生するにはどうしたら良いかを考えるには、少し複雑な問題に思います。
共生へのアプローチ方法
ここで、話を私の趣味に変えます。
私の趣味の一つに、フットサルがあります。
このフットサルでは、過去にソーシャルフットボール日本代表候補になる経験をしました。ソーシャルフットボールと呼ばれていますが、ルールはフットサルそのものです。
当時、代表候補合宿では、監督からフットサルの基本を教えてもらいました。まず、フットサルは5人対5人で試合をする競技です。合宿で初めに教えられた戦術的なことは、「パラレラ」や「ジアゴナウ」と呼ばれる「二人組の関係」です。三人組、四人組、あるいは5人チームとしての戦術は二人組の関係の応用であることを教わったように思います。
話をドラえもんに戻すと、今回のドラえもん対多数の共生を考えることは複雑で難しいと感じたため、まずは、ドラえもんδと、ドラえもんδのパートナーである、とある男の子の「二人組の関係」から共生について考えていきます。
ドラえもんδと、そのパートナー像は、記事『ドラえもんδを定義する』で紹介しているので、ご覧ください。
のび太くんを笑わせたい気持ち
「共生」の意味をGoogleの生成AIに聞いてみました。
いくつか候補をあげてくれましたが、今回対象としている共生の意味を以下に引用します。
共生は、文字通り「ともに生きる」という意味合いが含まれます。
そのため、ドラえもんδとその人間のパートナーの間で、命に関わる争いは、無論してはいけません。
次に、前回記事『絶望を希望に変える ードラえもんδー』では、
「ドラえもんが、希望のきっかけを思いやりの心でのび太に与えてくれたのなら、人間ののび太もドラえもんが絶望したとき、思いやりの心で手を差し伸べ、助け合いながら生きていく」と記していました。
希望のきっかけを差し伸べ、助け合いながら生きていくには何が大事なのでしょうか?
私は、隣にいる人(ドラえもん目線ならのび太、のび太目線ならドラえもん)を応援したり、励ましたり、笑わせたりすることが単純で当たり前だけど、とても大事なことのように思います。それは、私自身が、隣にいる人にそうされることで、実際前向きになれるからです。
ドラえもんδのパートナー像の小学5年生の男の子は、スポーツは苦手でなく、勉強も好きな方なので、もしかしたら、モノとしてのひみつ道具は不要かもしれません。でも、いつか(あるいはすでに)生きていく上で、大なり小なり失敗や挫折を経験することがあると思います。その時に、ドラえもんδから前向きになれる希望的な言葉や態度をとってもらえたら、また立ち上がれると信じています。
ドラえもんδとそのパートナー像の立場が逆でも、二人で希望のきっかけを共有し合う考え方は同じです。
知りたいこと・気になる本
上述した「二人組の前向きな関係」が、周囲に伝搬すれば、これほどポジティブな効果はなく、個人的にはこうあって欲しいと願っています。
直近では、共生について深掘りしたいと考えています。
これを踏まえて、気になる本を以下に記しておきます。
「よく見る人」と「よく聴く人」―共生のためのコミュニケーション手法
Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章
さいごに
いつも記事をお読みいただき、ありがとうございます。
また、スキやコメントなどのリアクションもありがとうございます。
ドラえもんを実現するため、あるいはドラえもんの設計図を作るため、
すべきことは数えきれないほどあると思います。その中でも、一歩ずつ前進しなければ、実現には近づけないと感じています。
そんなのドラえもんじゃない!とか、私だいきの考え方は間違っている!など意見があれば、しっかり受け止めます。コメントやSNSのDMなどを通じて、教えてください。
次世代を担う君に向けて。
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