はじめに
はじめまして、ナオです。私は乙女塾というところでヘアメイクをしています。
美容やファッションに関する資格を50以上持っている私ですが、20代後半まで普通のおっさん(今でもか)でメイクも本格的にしていませんでした。
(遠巻きに20代後半の免許と40代の今の証明写真)
そんな私がなぜヘアメイクをすることになったのか。メイクスクール、美容専門学校、慶応、東大に通っていたという謎すぎる経歴の理由は?それはいつか話そうと思います。
私たち乙女塾は平たく言うと男性として生まれたけれど女性として暮らしたいトランスジェンダー、MtFや女装する人、女性として生まれたけれど中性的になりたいとか自分自身に悩みを持つ人向けのレッスンスクールです。
西原さつきさんと2016年に世田谷で始めてもう5年になります。毎週土日を中心にメイク、ボイス(女声)、キッチン(料理)などをマンツーマンで教えています。気が付けばメンバーも増えて5,6人いたりします。
なんで今noteなの?というと乙女塾のホームページ(https://www.satsukipon.com/otome)をリニューアルしていてメイクレッスンについてまとめていたら自分が言いたいことがたくさんあったからなんです。
美容の世界でも「言葉」って大事なんです。「格言」をまとめた本がたくさんあるぐらい。でも、あーいう本てなんか抵抗があったんですよね。「言葉を呼んでも綺麗になるわけじゃないしー」、とか「自己肯定感を高めるためのものでしょ(すでに自己肯定感MAXなので)」みたいな。
ところが、改めて自分がやっているメイクについてまとめていると、「あれ?こういうこと知って欲しいな」と思うことが多くて。
もちろん「技術論」さらには得意の「ファッション」、「美容整形論」もお届けします。
一言でいうと「男っぽい顔に悩む全ての人へ送るメイクの方法」「MtF、トランスジェンダー、女装の方向けのメイクの教科書」ということで。
(※リニューアル後の乙女塾のホームページにも似たような内容は配信予定です。先出しっちゅーわけですな。)
写真:カバー画像(Moco Woods)