ファンデーションの色の選び方
メイクを始める足かせの1つがメイク売り場がキラキラしていて近寄れない、メイク用品が多くありすぎて何を選べばわからないというものです。
特にファンデーションは“必須”アイテムの1つと考える人が多い一方で、どんな色を選べばいいかわからないので「とりあえず合いそうなものを買って撃沈」と言うことが多いアイテムです。
しかし、ちょっとしたコツがわかるだけでファンデーション選びは失敗しなくなります。今回はファンデーションの選び方を4つ紹介します。
首の色で選ぶ
10年ぐらい前まではよく「首の色とファンデーションの色を合わせよう」と言われておりました。
理由は簡単で首の色と顔の色が違うと白く浮いてしまっていかにも「塗ってます!私」みたいになりがちなんですよね。なので首の色と合わせるととても自然な仕上がりになります。
ところが、時代が変わってとにかく白い肌への渇望が強い中でこの意見を見ることが少なってきました。
実は首の色って顔の色より暗くて黄色いという計測結果があります。なので、化粧すること=顔色を明るくと考える中で顔の色よりも暗くて黄色い色をつけることに抵抗がある人が増えたんだと思います。
今でもベテランのメイクさんは首の色に合わせる、と言う人は多いような気がします。
フェイスラインに合わせる
現在の主流派がフェイスラインのちょい上ぐらいに合わせるという方法です。
色があったファンデーションを選ぶと顔に塗ったのかわからないぐらいなじみます。
そういうとファンデーションを顔に置いたまま伸ばさないで「色があっていません!」と言う方がいるのですが、必ずファンデーションを伸ばした状態で判別してください。
合わないファンデーションはそこだけ変な色が付いたように見えますね。
なりたい肌の色を塗る
3つ目がなりたい肌の色を塗る方法です。
例えば、ゲランのファンデーションを買いに行ったときに言われたのが「中国の方はこの色を指名買いしてくる」という話でした。
一番白くてピンク色のお色味だったのですが、そうなりたいのであれば自分の肌の色と関係なく好きな色を選べばいいじゃないかという手法です。
中国・韓国の方々に多いような気がしています。でも、日本だって黒ギャルになりたいから黒いファンデーションを塗るとかそんなのでもいいと思います。
実際に南国のダンス大会のメイクをするならば茶色のファンデーションを買ってきて日焼けした肌に仕上げます。
首の色と合わない?ならば首も塗ってしまえばいいんです。
反対の色調を選ぶ
(Etude Houseより)
4つ目がファンデーションの反対の色調を選ぶ方法です。その前に知っておかなければならないのがファンデーションには明るさ・暗さのほかにピンク(クールトーンとも)・オークル(ニュートラル)・ベージュ(ウォームトーン、イエローとも)の色調があるということです。
本来、肌が黄色みのある人はベージュ、赤みのある人はピンクを選ぶのですがそうすると黄色の人はより黄色く、赤みのある人はより赤くなってしまうという意見もあります。
そこで等しくオークルになるように黄色味のある肌の人は赤みを、赤みのある人は黄味を補ってあげようとする方法です。
韓国のメイクで見られたやり方です(もちろん韓国でも赤みのある人にピンクのファンデーションを、という方法もあります)。
4つのファンデーション選びの方法でした。好きな方法を選んでみてくださいね。