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メイクで大事にしている6つの要素「かわいいと女に見えるは違う」

メイクの大事な要素は主に3つあります。



質感

です。

メイク教科書_1

一般的にSNS等でメイクのアカウントが発信するのは主に「色」の部分です。

「綺麗なアイシャドウを使ってメイクした」
「リップが可愛い・・・」

色とりどりのカラーをまとうのはメイクの楽しみの1つです。(それが男女二元論的かは置いておき)「女の子の特権」という見方もされています。

メイクで大事なもう3つのこと

ところがトランスジェンダーやMtF、男の娘、女装などにメイクを施す場合はもう少し深く考える必要があります。

色、形、質感を通して


骨格
配置

の3つをより意識して考えることが大切です。

メイク教科書_2

トランスジェンダーと女装のメイクの違い

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トランスジェンダーの方は「外に出て自然に溶け込むことを最初に言われる」ことが多いです。

そうすると男女差がはっきり出るところをつぶすというのが最初の過程になります。つまり、「肌」や「骨格」が主眼になります。その上で可愛い、綺麗をどれだけ求めるか、になります。

一方で、家で女装してSNSでイイネを稼ぐだけならば「肌」や「骨格」はアプリでどうにでもなります。重要なのはいかに盛るか、かわいい造形になるかになります。

しかし、女の子の恰好で外に出たい、昼間歩いてみたいとなると女性らしさが大事になってきます。今度は過度な部分を減らす作業になります。

テレビ番組でアイドルやホストが女装したりすることはありますが、美形で可愛いはずが女性に見えないことも多いです。一方、50歳以降で性別移行を始めたトランスジェンダーの方が、たった数か月で年相応の女性として街に溶け込むこともあります。

結局「スタート地点の話」で突き詰めていけば同じになるわけですが、このように女性らしさと美しさ(かわいさ・キレイさ)は必ずしもイコールではありません。

かわいいと女性に見えるは違う

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私はとあるアイドルみたいにかわいい生徒さんの言葉にはっと気付かされたことがあります。

「可愛いとか、きれいな女の子ってみんなに見られるでしょう。でも、見られるということはパス(女性として溶け込むこと)していないとも言えるんです。私は、目立たず普通の女の子として生きたいんです」

「美しさと女性らしさ」のバランスとはかくも難しい。メイクレッスンで一緒に答えを見つけに行きましょう。

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