【書評】お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ
みなさん、こんにちは
経済的自由を目指すサラリーマンこと、MMLです
今回の書評は、ある意味FIREを先取りするような内容の本である、橘玲さんの”お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方”です
この本を読むきっかけはビジネスYouTuber、ブロガーであるマナブさんが、自身の人生を大きく変えた本として推薦していたため、私も読んで見ました
以下が個人的な本の評価内容です
【本の面白さ】 ★★★★
【本の実用度】 ★★★★
【FIREへの貢献度】 ★★★★★
【本を読んで欲しい人】
節税したい人、社会の仕組みの隙間を突きたいと考えている人、フリーランス、個人事業主など独立する人
【書評詳細】
内容は勿論、秀逸です
この本のポイントは、サラリーマンという世間一般的に正解である社会人像が如何に社会から搾取されるシステムになっているか、ということを暴いてくいること、そして、それに対してどのようにして社会構造の裏をついて金持ちに成るか、まで見事なまでに綺麗に発見して説明してくれている点です
特にFIREを目指す人において、本業の会社を辞めた後、自営業でサイドビジネスを行って資産からの不労所得だけでなく、自分でコントロールできる労働で収入を得るスタイルを目指す人（サイドFIRE）は、節税の面で必読の本だと思います
この本をまず読んで日本の歪んだ税制度を理解した上で、実際に自分の節税に取り入れる際は、さらに詳細を勉強するか、厳選した評判の良い税理士に相談して節税のアドバイスを受けるなどするとうまく取り入れることができるかと思います
著者の橘玲さんが本の中で、社会のひずみを発見してお金持ちへのチャンス（＝黄金の羽）を拾うことが出来ると興奮気味に説明していますが、確かにこの本に書かれていることを利用すれば会社員として長時間真面目に働かなくても、快適に生活ができます
この本を読むと、FIRE生活での助けになるのは勿論、FIREに至るまでの資産形成において、社会のひずみを見つけて活用し、資産を加速して増やすような隠された裏技が他にも存在することを感じることが出来ます
サラリーマン給与から少ないお金を長期積立てして何十年も掛けてFIREを目指すことは確実で否定できませんが、この本のように社会や時代を良く見つめて、今何をすれば稼げて、そして世間には未だ広く知られていないが今後価値が伸びていく投資商品・会社・技術などを見つけ出す調査の大切さを感じることが出来ます
もし、このような内容に興味がありましたら是非読んで見てください
また、著者の橘玲さんは、この本以外にも多くの本を出版されており、その多くはこの本と同じく、残酷な社会構造とそれへの対策案が述べられている本が多いです。色々な題材を元に本を書かれているので、興味のある題材の本があればそちらも読んで見ては如何でしょうか
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