「ヒーローではないけれど」で長めのセリフを聞き取る(OpenAI音声利用)
「ヒーローではないけれど」を見終わりました。家族それぞれが超能力を持っているという設定で、その超能力のひとつが過去に戻れるという能力なのでタイムリープもののSFのような面白さもあり、かつ巨大な悪と戦うというわけでなく、自分たちの幸せのために能力を駆使する地味なところもよかったです。
韓国語の学習のため例文を拾うという視点で見ると、他のドラマと比べて主人公が1人で長いセリフを喋ってる点も見逃せません。というわけで、YouTubeのNetflix K-Contentsチャンネルで公開されているシーンと、それをOpenAIの合成音声で繰り返し聞けるようアレンジしてみました。
本当に最後のようですね
過去は忘れます
二度と 思い出すことはありません
君との時間には戻らない
物語中盤で、現在のギジュの目線でのシーンと、未来から戻ってきたギジュでのシーンがありますが、未来から戻ってきたシーンの方が映画「カメラを止めるな」みたいで面白いですね。
「できる韓国語 初級Ⅱ」の第3課で出てくる「겁니다(予定・意思:~するつもりです)」が繰り返し出てきます。
イナが生まれた時間は人生で一番の贈り物だ
俺は逃げずに 受け取るつもりだ
大切にする
終盤に向けイナとの関係が変わってきていることを示すシーン。この後に「チュロスが好きなの」という名シーンに続くので、ギジュのセリフをしっかり聞き取れるようになっておきたいですね。
こちらは「겁니다」ではなく「거야」が使われてますね。
君は1人じゃない 俺たちは一緒だ
1人だと思っていた時もな
俺だけじゃない すぐ みんなにも会える
困難にもぶつかるだろう
でも振り返ってみれば 共に過ごした どんな時間も きっと幸せだ
それまで なくすな 必ず持っててくれ
忘れるな 終わりじゃない 始まりだ
終わりのようでも 決して終わりじゃない
物語の序盤から、いつかは出てくると思っていた火事のシーン。ギジュの優しさに溢れながらも、物語を構成する様々な伏線を一気に回収する名シーンですね。それでいて、単に指輪を渡すだけでなく「終わりじゃない」と繰り返すところは、多分、最後のシーンに向けてのセリフなのかもしれません。
というわけで、この3つのシーンを繰り返し聞けるような例文動画を作ってみました。前回に続きOpenAIの音声を使ってます。
ぜひ、繰り返し再生し、そのうえで元のドラマの3つのシーンを見てみてください。