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無人駅

かつて栄えた町の片隅に
無人駅が静かに佇む
そこには確かに君がいた
記憶の中で微笑む君が

私は戻った、このループする世界に
同じ季節、同じ風景が繰り返される
無人駅のホームに立ち尽くし
君との思い出が蘇る

ここから始まった物語が
再び巡り、また新たな始まりへ
時の輪が閉じるその瞬間
新たな希望に手を伸ばす