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エージェントP
欲望が渦巻く街
月光に揺れるカモノハシの影、煙草の煙
エージェント、過酷な任務に挑む
都市の闇、陰謀と裏切り
静かに幕が上がる
コートの襟を立て無表情な顔
冷酷な眼差し、握りしめた拳銃
銃声が響く、狙いは定まる
Mission possible!
背後に広がる魂の孤独
過去の影、追いかける幻
正義と悪、運命の渦
彼は歩み続ける
果てしなき戦いの道
(昔、「フィニアスとファーブ」というアニメにハマっていたことがあり、何となく思い出したので、詩という媒介を使って「エージェントP(カモノハシペリー)」のことをご紹介したかったのです。WOWOWでずっと見ていました。特にカモノハシペリーというキャラが大好きでした。もしも、ご存知の方がいたら懐かしんで頂けると幸いです。)
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フィニアスとファーブのペットで、本作の影の主役的存在。普段はただのカモノハシだが、陰でモノグラム少佐の指令のもとでエージェントPとして活動している。
普段はぼんやりしていて何もしないが、エージェントになると一転してクールで紳士的な性格になる。運動能力や知能は非常に高く、あらゆることを器用にこなす。
カモノハシなので人間の言葉は話せず、「ガガガガガ(またはグルルルル)」と歯を鳴らすような奇妙な鳴き声で鳴く。英語版のペリーの鳴き声だけは英語オリジナルらしく、鳴き声の音が日本版のペリーの鳴き声とは少し低い音である(他は全て日本版共通の鳴き声である)。
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フィニアス達の家の真下には、少佐から任務を聞いたりするための地下司令室があり、家の所どころにその部屋へ通じる隠し扉がある。ドゥーフェンシュマーツ博士が宿敵であり、彼の悪の企みをあばき、その計画を阻止するのがエージェントPの任務である。博士とは敵対関係ではあるが憎んでいるわけではなく、博士がパンダのピーターを宿敵にしたときもショックでエージェントをやめようとしたり、博士の娘のヴァネッサの誕生日パーティの準備を手伝ったり、時には彼の名誉を守ろうとするなど、良き友達のような関係である。毎回ドゥーフェンシュマーツ博士の罠に掛かるが、自力かもしくは博士の間抜けなミスにより脱出する。
本編ではフィニアス達に正体を隠しており、「フィニアスとファーブ ザ・ムービー」でフィニアスたちに正体がばれてしまうが、最後に子供たちはその日の記憶を消されている。ペリーはそのときの写真を大切に保管している。
最初にフィニアスとファーブに付けられた名前は「バーソロミュー」だった。
好物はとうもろこし。弱点は頬をくすぐられること(ペットの姿時にくすぐられた際は反射神経によりしっぽが直角にたつ)。