コロナウィルスに感染していたのかも
去年のクリスマスイヴ、私は熱をだした。この数年、風邪をひいても滅多に熱などださなかったのに、よりにもよって、クリスマスイヴに。
12月はずっと残業が続いていて、とどめは、急遽23日に!夜勤がはいった。イヴの朝、くたくたになった体をひきずるように家に帰って、数時間寝た。
頭がぼーっとしていたけれど、これは夜勤明けはいつものこと。義兄の家に集まり、毎年恒例の義姉のお手製チョコレートケーキを食べた。あれ?今年はちょっと甘さ控えめだなぁ・・・と思いながら、クリスマスプレゼントの交換をした。
義兄が数日前から手によりをかけて作ったクリスマスディナー。ずらっと並んだ料理を自分たちで好きなだけお皿に乗せる。バイキング式。毎年おかわりするのに、去年は少し喉が痛いし、味もわからない。食欲もなく、一皿食べるのがやっとだった。
ディナーの後、コーヒーや紅茶を飲んで、みなでモノポリだかなんだかゲームをやり始めた。きがついたら、一人居間のソファで寝ていた。顔がぼーっと熱く、あ、やばい熱があるわ。
体が重くて、ソファから立ち上がれない。キッチンのテーブルでみながワイワイとゲームをしてるのが見えたけど、瞼が重く、また寝てしまった。わんこたちが3匹にぎやかにじゃれあったり、私の体に乗ったり、それでもずっと寝ていた。
家に帰り、ひどい風邪かインフルエンザだと思ったので、【我が家の風邪対策】を発令。家族にうつさないように、私は寝室にこもり、私が使うトイレ、お風呂は家族が使わないようにしました。
どんどんひどくなり、一番しんどかった時には、息が苦しかった。とにかく喉が痛くて、あの痛みは今まで経験したことありません。陣痛並みです。抗生物質を飲んでも2日間はまったく症状が治まらなかった。
熱がでてから、14日で症状は治まったけれど、体力はまったくなくなっていた。のろのろと動き、昼寝をしたり、横になることが何度もあった。今まで少しきつかった洋服がするっと入ったので、体重が少し落ちたと思う。
普通に生活できるまで1か月はかかりました。
症状のまとめ
●喉の激しい痛み・・・水を飲むのも痛かった。ものすごく腫れあがって、シルベスタースタローンのような首になった。内側も腫れて、窒息の危険ありと診断された。一番ひどかった3日間は、水を一日になんどか飲むのがやっと。喉が腫れあがって痛いので、口があかない、首が回せない、横になるときにも痛い。座ったまま寝た。
●熱・・・鎮痛剤飲んでも熱がさがらない。
●体が痛い・・・インフルエンザのような痛み。
●味覚・臭覚がない。クリスマスプレゼントにもらったキャンドルをお風呂(ユニットバス)に置いてあったのだけど、治ってからやっとかなり強い香りなことに気づいた。
スウェーデンで、初めてコロナウィルス感染患者が確認されたのが1月31日。それでもしばらくは「遠い外国でのできごと」と思い込み、スウェーデンは呑気だった。
3月9日 自粛要請。息子のフロアーボールの試合が中止になった。学校がしまるのか?仕事はどうなるの?この日からスウェーデンも「遠い外国でのできごと」じゃないと認識したと思う。
ニュースを読んでいると、「私、コロナに罹ってたんじゃないの?」と思うようになった。でも、私が病院で受けた診断は扁桃腺炎。
最近になって、「コロナウィルスは去年の11月にはスウェーデンに上陸していた可能性大」というニュースを目にした。同僚の旦那さんがアーランダ空港のお土産屋さん勤務で、12月初めからインフルエンザに罹っていた。少しして、その同僚が風邪をひき、2週間ほど微熱があった。もしかしたら、ここから感染したんじゃないか・・・
病院や日本でいう保健所のようなところに連絡したけれど、症状が治まってからかなり時間が経っていることと、同僚、家族にも風邪やインフルエンザに罹った人たちがいないこと。危険はないと判断されて、テストはしてもらえない。今のところわからない。