【ゲームレビュー59】FCカセットの名作たち 1983年~86年の巻
少し前に、「ディスクシステムの名作たち①」/「②」を投稿したが、今回はそのカセット版を書いてみた。
私は、基本的に当時プレイしたゲームを思い出しながら、レビューを投稿しているのだが、「今回はこのゲームにしよう」と思っても、記憶が曖昧でうまく書けないことがよくある。そんなとき、記憶の裏付けが欲しくて、例の動画サイトでチェックしたりもするのだが、チェックしてもイマイチ記憶が蘇らないことがある。そこから無理やりレビューを書こうとすると、それはもう今見たゲーム動画の感想になってしまうので、そんなときは、泣く泣く別のゲームにシフトすることにしている。
下記のゲームたちは、これ以上長くレビューを書こうとすると、もしかしたら動画の感想になってしまいそうな、記憶の端の端にあったものばかりだ。私自身の備忘録も兼ねて、書いてみようと思う。
■麻雀(任天堂)1983年
箸休め的にプレイしていた。いつも音楽のあと、牌を並べる音のリズムが心地よかった。昔の子供たちは、この麻雀ゲームをだしにして親にファミコンをねだっていた。そのせいか、ファミコンで一番売れた麻雀ゲームらしい。当時あまり役も知らなかったので、対々和 四暗刻をいつも狙っていた気がする。
■サッカー (任天堂) 1985年
コンピューターのレベルが1~5まである。レベルが低いとキックオフと同時にボールを奪うことができ、そのまま相手ゴール近くまでドリブルで進み、蹴れば、ほぼ決まるゴールへシュート、その繰り返しで大量得点をあげることができた。ヘディングやオーバーヘッドキック、ドライブシュートは打つことができないが、ハーフタイムショーがすてき。
■パックランド(ナムコ) 1985年
横スクロールアクションゲーム。パックランドは、電波新聞社からでていたナムコのゲームカタログ「ALL ABOUT namco」を穴があくほどみていたので、すごくやりたいゲームのひとつだったが、なぜか同時期にでた「バーガータイム」を買ってしまったため、購入することができなかった。少したってから友達に借りてプレイしたのだが、プレイして思ったことは「スーパーマリオブラザーズ」に比べ、目的がフワッとしていて(迷子の妖精をフェアリーの国まで送り届ける)奥行がないなと感じた。一番熱くなったのは、ボタンを連打して池をジャンプするところ。
■10ヤードファイト(アイレム)1985年
当時、アメフトについての知識が全くなく、ルールも全然分からなかったが、そんな子供でも何となく楽しめるのがこのゲームの良さだった。とにかく、敵に捕まらないように、上へ目指していくのだが、1st downをとれないと下に戻されてしまう。このことが、なんのこっちゃ全く理解できなかったのだが、友達とプレイしていると、この理不尽さがツボにはまり、大爆笑していた記憶がある。
■ダウボーイ(KEMCO) 1985年
敵の基地に潜入して、捕虜を救出するゲーム。タイトル画面がしょぼく、一見、魅力を感じづらいが、サバイバルゲームの要素が満載で、結構楽しめた。脱臭剤のような、人気ゲーム会社のパクリのような、メーカー名も印象的w。
■高機動戦闘メカ ヴォルガードII(デービーソフト)1985年
横スクロールシューティングゲーム、特徴的なシステムとして「パワーゲージ」と「ダメージメーター」がある。「パワーゲージ」はミサイルを撃つと減り、敵を倒すと増える。「ダメージメーター」は自機の耐久力を表し、ダメージを受けると増える。進めていくなかで、例えば、パワーゲージが少なく増やしたいときに、ダメージメーターに余裕がある際は、多少ダメージを受けてでも、パワーゲージを増やすために、わざと敵に体当たりをしてパワーゲージを増やしたりする。逆にダメージメーターに余裕がないときは、パワーゲージを消費してミサイルで確実に敵を倒していく。
また、はじめから操作している一号機と途中にあらわれ、獲得することができる二号機を合体させ、人型ロボットに変形することができた。あまり使う機会はなかったが。それよりも輸送船に触れることで、得られるパワーアップの方がえげつなく、最強の自機を獲得することができた。
■アーガス(ジャレコ)1986年
縦スクロールシューティングゲーム。めちゃくちゃ懐かしい。対空ショットと対地ミサイルを使い分けるシューティングが苦手だったので、全然進めなかった。また、各面のボスを倒すと、ボーナスステージで滑走路にランディングするミッションを与えられる。画面上の方に描かれている、理想のランディングにそって着陸できるとボーナス点が得られる。
■スターソルジャー(ハドソン)1986年
ハドソン主催のイベント『第2回TDK全国ファミコンキャラバン』のスコアアタックコンテストに使用されたり、毛利名人と高橋名人の対決を題材に描いた映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』で対戦ゲームになったり、ハドソンが社運をかけたゲームだった。
ボーナスがもらえる、ゼグを取った時の音楽が心地よかったが、取り逃すとなんか気持悪くて、最初からやり直したくなっていた。
■まとめ
【ゲームレビュー6?】FCカセットの名作たち 1987年~8?年の巻につづく!
やっと「ワールドトリガー 3rdシーズン」が始まった。毎週楽しみにしています。