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【ゲームレビュー19】「グーニーズ」はエンディングがピカ一

ファミコン用ソフト、アクションゲーム「The Goonies」。スタートボタンを押して流れる低音の効果音の後に、シンディローパーが歌っていた主題歌のBGMが流れる感じが、鮮明に残っている。映画も好きだったが、ゲーム単独でも完成度の高い作品だった。

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■ゲームとの出会い

発売して少したってから、おもちゃ屋で購入したと思う。「カセットの入手経路はイマイチ覚えていないなぁ」と今更気づく。

■初めて録画した番組

我が家にVHSのビデオデッキがやってきて最初に録画したテレビが、「グーニーズ」と「がんばれ!キッカーズ」のスペシャルだった。録画した番組を好きな時に観ることができることに感動し、小学校から帰宅したあとに、繰り返し再生していた。

がんばれ!キッカーズ
弱小サッカーチーム、北原キッカーズに入部した大地 翔が孤軍奮闘して、チームを成長させていく、青春サッカー漫画。西村知美が主題歌を歌っていた。「キャプテン翼」をコロコロコミックっぽくした感じ。

■映画 キッカーズには負けていない、がんばる!グーニーズ

伝説の大海賊、片目のウィリーの財宝をもとめ、フラッテリー一家とグーニーズたちが繰り広げる冒険活劇

フラッテリー一家
ボス:フラッテリー・ママ スロースを宥めるために歌った子守唄が面白い
長男:ジェイク 歌が好き
次男:フランシス 短気
三男:スロース 後にグーニーズの仲間に。

グーニーズと仲間たち
マイキー:主人公。喘息もちだが、終盤に吸引機を捨てて改善に意欲。
マウス:お調子者で口が悪いので、あだ名がマウスになった。
チャンク:スロースと友達になり、仲間に引き入れる。
データ:お父さん譲りの発明家。欠陥も多いが憎めない。
ブランド:マイキーの兄。子供の自転車を奪って必死にこいでいた。
アンディ:ブランドの恋人。暗がりで間違ってマイキーにキスをする。
ステフ:アンディの友達。マウスとよく揉める。

■ゲーム内容

マイキーを操作して、フラッテリー一家に捕らえられた子供たちを助けながら、財宝を探し出す。子供たちを助けなくても、先に進むことはできるが、最終クリア後に感動のエンディングはカットされてしまう。

■隠れキャラ

この当時のゲームでトレンドになっていた隠しコマンドや隠れキャラ。そのなかでも、非常に分かりやすく、でたときに満足感が得られる仕様になっていたゲームだと思う。

・隠れキャラ一覧

コナミ監督 ステージ2
コナミマン太郎 ステージ2〜3間の洞窟
ツインビー ステージ3
ビックバイパー ステージ4に出現
酔いどれタヌキ ステージ4〜5間の洞窟
UFO ステージ5
福太郎 ステージ6

■ハイパーシューズの使い道

ステージ3でゲットできるハイパーシューズ。恐らくデータが発明したのだと思うが、ゲットしてもすぐには効果があらわれない。ステージ3から5へワープする際にのみジャンプ力がUPする。

ハイパーシューズ以外にも宝箱から、様々なアイテムを入手し装備することができる。ハイパーシューズ以外はゲットするとすぐに効果を発揮し、フル装備すると氷柱や蒸気、ギャングが放つごう音などあらゆる罠や攻撃を回避することができてしまう。映画では過保護気味に育てられたマイキーだが、ゲームでもその傾向がみられる。

■感動のエンディング

6人の子供を救出してステージ6をクリアすると、感動のエンディングを迎えることができる。映画を再現した、当時としてはしっかり作りこまれたエンディングになっていた。
映画でマイキー家の借金の期限が迫り、立ち退き合意のサインをしなければならないところで、マイキーのビー玉袋から宝石が見つかり、お父さんが喜んで、借用書を破り捨てるシーン。「こんなに喜んでいるけど、こんな少しの宝石でたりるのかな。」と心配していた。

■2週目は激ムズ

1周目は慣れるとそこまで難しくないが、2週目は激ムズになる。2回蹴らないといけないコン太や機敏に動けるギャングが複数でてくる。マイキーもマシンガンくらい持たせたいレベルである。

■まとめ

苦労した末にクリアしても、しょぼいエンディングだったときは、うれしいのだが少し物足りない気持ちになるし、エンディングがしっかり作られていてもゲームの難易度が高すぎてクリアできなければ、途中で飽きて作りこんだエンディングを見ることができない。あたりまえ体操を歌いたくなるくらい当たり前のことを言っているが、このゲームはそのバランスが抜群によかった。あのエンディングを見たいために、久しぶりにやろうかなという気にさせる。


遊びにきていただき、ありがとうございます。ネタが続く限り、更新して参ります!また、サポートのお礼のメッセージを3種類考えました。140文字以内なんで、大した内容ではないですが、最近やっているゲームやアプリのことを書きました。