今日は終戦の日。父が書いた戦争の記録
今年93歳になる父。今は老人ホームで1日中ベッドの上、目を開けることもほとんどないし、意思の疎通もできません。その父が書きためていた長い文章。本にすると約束しながら、未だ実現できずにいます。お父さん、ごめんなさい。
終戦の日の今日。そんな中から当時18歳だった父の戦争の記録を拾ってみました。
昭和25年5月25日。生まれ育った東京・港区芝で、父はB29の襲撃を受けたそうです。目の前で増上寺に祀られていた徳川秀忠の供養塔である五重の塔がメラメラと燃え、焼け落ちたことは、何度か