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子育て知恵袋―「ちょっとだけ」…子どもに責められない話し方

2023/3/14(火):子育て知恵袋㉑
 今日も見に来て下さってありがとうございます。
 子どもとのかかわり方を少し工夫することで、より一層「うちの子かわいい♡」と思える心の余裕のある子育てにしていけるように…元保育士のアイデアをおすそ分けできたら嬉しいです。

 さて今日は、子どもに対する説明と言葉がけについて。
 子どもに何か指示したい時や説明したい時、パパ&ママは普段、どんな風に子どもに話していますか?
「声が大きい!もっと小さい声で話して」
「もうちょっと待ってて」
「後で」
そんな伝え方をしていないでしょうか?
 これ、無意識についやっちゃうけれど、言われた側からしたらめちゃくちゃ分かりにくい!
 何故?
 理由は簡単です。発した本人の気分次第で、その尺度は全く別の物になってしまうから…
 何なら「後で」に関して言えば、その「後」は一生来ないこともある…というオマケ付き…
 
 「僕が砂場遊びしてる時の『ちょっと』は短いのに、お母さんを待つ時の『ちょっと』は長い」
なんて子どもに思われていないでしょうか?
 そして無意識にこういった言葉に大人が甘えているのも事実。
 この辺、伝え方を少し変えて子どもとの関係を改善していきましょう。

 子どもへの伝え方のポイントは、「同じ尺度であること」!!
「ちょっと待ってて!」→「○○が終わってからね」「長い針が12になったらね(時計が読める場合は〇時になったら)」「〇〇を1回やったらね」すぐに対応できそうなら「5数える間、待っててよ。5~4~3…」とカウントダウンする等
「声の大きさ」等、見えないものの伝え方→「アリさんの声で」「ゾウさんぐらい大きく…」なんて映像のイメージを持てる例えを使う
「こぼさないでよ!」→「両方の手で持ってゆっくりね」と成功する方法を具体的に
「ちゃんとして!」→「この椅子に座ろう」「今はおしゃべりしないよ」等、今の「ちゃんと」を伝える
「片づけなさい」→「絵本を本棚に入れてね」「ご飯の時間だからテーブルの上を空っぽにして」等、片づけルールを伝える。また片付けや登園準備などは、言葉かけ以外にも家庭のルールとして固定しておくことも大切ですね。

 特に「ちょっと」を使う時にはお互いの思惑が違ってしまって、大人がイライラしてしまったり子どもがぐずってしまったりするもの。

 子どもに無意識に使う前に一旦考えてかかわることができると、子どもの「まだ~??」のプレッシャーも減り、大人もピリピリしなくて済みます。また子どもの心も安定しやすく、親子関係も良好になるのではないかと思います。

 この「共通認識のもとで話す」という言い回しは夫婦関係や職場関係など、意思疎通がスムーズになるのでおススメです。
 是非、意識してみて欲しい技なので良かったらやってみてくださいね。
 この言い回しが無意識にできるようになったら、結構武器になりますよ(^^♪

今日はここまで!
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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