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妊活日記―お花畑に曇り空

10/10(月)夫婦の妊活記録②

元々、結婚願望があまりなかった私。
それまでお付き合いしてきた人からは
「俺と仕事、どっちが大事?」的な質問をされ、
「仕事!!」と食い気味で答えてしまいそうなほど、仕事中心の人生を歩んできました。

だけど、教育にかかわり、かわいい教え子と過ごしていると、
「自分の子には…」なんて妄想は膨らませていて…
「結婚願望もアテもないのに、母親願望だけは大きい」…そんなアンバランスな状態の時、
「姉弟」関係から「恋人」に、そして「恋人」から「夫婦」になってくれたのが夫でした。
結婚を機に関西から沖縄へ移住した私たち。
夫27歳、私33歳の春でした。

「沖縄で子育てかぁ~お休みの日は海とかお散歩したりするのかも✨関西弁と沖縄言葉のミックスをしゃべったりするのかも❤️」
なんて、新婚の私はお花畑🌼な幸せな未来を想像していました。

  • 不妊で悩む夫婦が多い

  • 自分は30歳を過ぎている

  • 妊娠できる確率は意外と低い

そんなこと、分かっていたのに…
自分で学生たちに教えていたのに…
私の身近にも不妊治療をしている人がいたのに、どこかでまだ「避妊しなければ授かる」なんて甘い期待を捨てきれないでいました。
「ニュースで見るような“不妊に悩む夫婦”」に、まさか私たちがなるなんて…想像もできていなかった。

毎月の生理が規則正しくやってくることに、少しずつ疑問符が付くようになり、28日周期でやってくるそれに溜め息がもれるようになってきました。
溜め息の度に「不妊」の言葉が頭に浮かび、周囲の言葉が刺さるようになりました。

28日周期で
期待→絶望→後悔→焦燥→自己嫌悪
そんな繰返しで心が毛羽立ちながらも、夫には「あかんわ~ママオーディション、今月も落選」
なんて、笑って悲しみを誤魔化すしか、この時の私にはできませんでした。

夫にそんな話をしたら、不妊が現実になってしまうから…
スキンシップの意味が変わってしまうのが怖かったから…

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
私たち夫婦の歩みの続きは、また来週の月曜日に。
明日は子育て知恵袋…

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