子育て知恵袋―モグモグのススメ④幼児編「ミッション2:“よいしょ”持ち上げろ!」「ミッション3:観客がいっぱい」
11/15:子育て知恵袋⑦
先週に引き続き、保育士の知恵をお伝えしたいと思います。
お食事の時間、ピリピリしなくてもいいようにユルユルくらいの気持ちがちょうどいい!
嬉しい気持ちで食卓に迎えますように…
ミッション2:よいしょ!持ち上げろ!
「いただきます!」をしたら…
パパさん!ママさん!役者になりましょう。
ポジティブスイッチもMAXです。
気分はアンミカさんの通販番組!
「うわ!大きなお口で食べれるん?お兄ちゃんなやぁ♡」
「次はご飯も入っちゃうかな?すごーい!!」
なんてちょっと大きめの表現でほめほめ攻撃!
きっと得意げな顔で空っぽのお口を見せてくれます。
(多分、鼻の穴膨らみます)
ミッション3:観客がいっぱい
ミッション2のバージョンアップ版。
周りの環境、人を巻き込みましょう。
例えばママが食べさせている時、近くにパパがいるなら
「○○くん大きなお口で食べられるんよ。パパ見ててね」
なんて誘導して、パパからもママからも褒められるようにしてみましょう。
一対一で向き合って互いに「う~ん(-_-;)」となるより、周りを巻き込むと空気も柔らかく楽しく進められ、イラっと予防にもなりますよ。
もちろん、兄弟姉妹でも、じぃじばぁばでも、巻き込みましょう。
「ワンオペで一対一だから…」と思う方も大丈夫!
大好きなぬいぐるみに座ってみてもらって…
カップに描かれたミッキーに…
保育士はお外を飛んでる鳥さん、雲さん、お庭のひまわりさん、今から食べられちゃう運命のお野菜さん…
何でも巻き込んで、子どもの成長の証人にしちゃいます。
照れたら負け!振り切ってお互い楽しみましょう♪
「がんばれ!昨日食べたやんか!何で食べられへんの?」
なんて詰められるより、楽しく自発的に食べられると思いますよ。
「食べさせなきゃ!」って目を吊り上げるより、楽しく楽しく進められ方を是非、選んで取り入れてくださいね。