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17.富士山へ行ってから
今回、ホツマ研究家のOさんのナビゲートで富士山へ行ってからというもの、今まで、全く神さまに興味を示さなかった主人も、帰宅するなり調べ始めていた。
神さま家系図を調べ、翌週には古事記を買って読み始めていた。
Oさんは、神社へ行くと、空いていると、お社の前で、車に戻っても道中ずっと、神さまについて説明してくれ、他の神さまとの関係性を教えてくれるのだが、聞き覚えのない言葉が多く、聞いても全く耳に入ってこないこともあり、さすがの主人も調べ始めたのだ。
そんな主人を見て、なぜか主人に対抗心を燃やす息子は、神さま家系図を書き出した。
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小学校3年生の息子は、まだ習っていない漢字もあるけれど、漢字ドリルよりも楽しいと言いながら、フリガナをつけてあっという間に書き終えた。
書き終えると満足氣で、今度は、神さまの物語を調べ始めた。
一通りの息子の調査が終えると、今度はその結果を私に教えてくれる。
正直、私も神さまの名前は覚えきれないし、関係性を何度聞いても忘れ、
その人にまつわる話を聞いてもあまり頭に入らず、しまいには息子に呆れられてしまった。
あらためて、息子のスポンジのような暗記能力に驚いた。今のうちに、興味があることは、どんどん追求してほしいな。
目に見えない世界がみえる息子。お父さんは?と、ときどき聞いてくださる方がいらっしゃいますが、
主人は、ごく普通の人で、どちらかというと超現実的な人です。
ただ、面白いのは、結婚直後にお会いした主人の昔からの友人の方々から、
主人が命の恩人だという人が別々に3人も出現。
内心、主人は一体何をしたんだろう?って思いました。
私の故郷にいくと、何もしていないのに、そこに立っているだけで、いい人だねいい人だねと拝まれるという、それも、何人もの人からです。不思議です。
息子の話を聞いても驚く訳でもなく、否定する訳でもなく、ただ、息子のことは信じているようです。
富士山へ行ってから、主人は古事記や、ホツマツタヱの本を図書館から大量に借りてきて、いつの間にか詳しくなり、私と息子のみえない世界の会話にも度々入ってくるようになりました。
makana.7