noteをはじめた理由
ある人の記事を30分前に読んで、衝動的に登録している。
衝動的といってもいろんな人の記事を読み、なんどか登録しようと思いつつ、他のSNS更新もあるしで悩んだままだった。
その記事がこちら
写真家 幡野広志さんの「コスパの悪い病気」
書籍やSNSで公表されているので書かせていただくと、幡野さんは多発性骨髄腫の治療中。
くまさんのような幡野さんが書く文章は、細やかで優しさにあふれ、胸を打たれる。
多発性骨髄腫の方とはじめて出会ったのは、血液腫瘍科の看護実習。
骨へ症状が現れるので、まず整形外科に行き、そこから転院されることが多い。
その後、実習先の大学病院にそのまま就職した私は、外科希望だったのだが、血液腫瘍科に配属となる。
様々な白血病や悪性リンパ腫、そして多発性骨髄腫の方を看護する立場となり
何も悪いことをしていないまま病気になって、仕事も学校も行けず医療費が膨大にかかるなんて
「ぜったいおかしいやろう」と思い始めるのだった。
がんという病気は大変だ。だだえさえ大変なのに、そこに無駄な大変さまでトッピングされていることがおおい。ぼくはそこにコスパの悪さを感じてしまう。
病気になると、生活の質を落とすことをひきかえにして生きることを余儀なくされる。対価となった生活の質にたいして、無駄な大変さがまさに本当に無駄なのだ。
幡野さんのこの文章に突き動かされた。
そうなのだ。
不摂生して私たちの税金で治療してる人は、不摂生したままで
医療費のあり方は、何十年もおかしいままなのだ。
血液腫瘍や難病や、原因がわからない病気は無料になればいいのに。
すべてが補償されたらいいのに。
その気持ちは変わらない。
今、私にできることは「家庭で治せる病気がある」ということを伝えていくことだ。
暮らしの予防医学を、0歳から。
暮らしの予防医学と食養生・看護師
牧 香奈子(まき かなこ )
▪️幡野さんの本
ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。
▪️幡野さんnote