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3分間で人に話せる話|パリでみりんを作りたい

#この話は僕の話なので 、人に話せるかはわかりません。
#生活の知恵です

3月、ロックダウンが始まって2週間のころ。

どうしても僕は鶏の照り焼きを作りたかった。

ここがパリなのは知っているが、てりてりなお肉をご飯と一緒に食べたかったのだ。(お米は備蓄してあった。)


照り焼きを作ったことがなかった僕はレシピをみるまでみりんがあの"照り"を生んでいることを知らず、家で困っていた。
近所のKマートというところでみりんは買えるが、ロックダウン中に開いているかもわからないし、そもそもコロナが怖いから出たくない。

しょうがないからみりんを作る方向に気持ちを変えた。

「みりん 作り方 簡単」

米(厳密には餅米)から発酵させたりで大体半年かければみりんを作ることができるらしい。ほんとは今日の夜ご飯に使いたいのだがまあ誤差だろう。

お屠蘇に使うレベルのやつは酒税法に引っかかるから気をつける。
ただここで大きな問題があったのだが、発酵のためには米麹が必要らしい。


米麹は家にない
Amazonで買えないか調べてみたが、そういえばそもそも現時点で日本からの物流も怪しいから届かないことが予想される。


しょうがないから米麹を作る方向に気持ちを変えた。

「米麹 作り方」

先に時間を調べたら2日くらいで作れるらしい。簡単そうだ。
ただここで大きな問題があり、米麹を作るためには種麹が必要らしい。


種麹ももちろん家にない。
というか種麹がなんだか知らない。


しょうがないから種麹を作る方向に気持ちを変えた。

「種麹 作り方」

米から作れるらしい。
原材料に種麹の種(原菌)という記述があった。


鶏の照り焼きには蜂蜜を使って"照り"をだした。

*真剣な話

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