MAKAI iZANAGI episode2をふりかえる
西暦2500年の東京を舞台に、人類の復活を賭けアンドロイドが戦う。
SF的な舞台設定で行われるストリートファイトスタイルのエンタテイメントプロレス
MAKAI iZANAGI。
episode1で魔界からやってきた夕顔、鬼道丸、梵蛇眉(魔界本編と重なっているキャラクター)に救われた唯一人間、レインフロイス(レディービアード)と、メインコンピューターに逆らって反逆している革命軍のリーダーX1111(AKIRA)とその弟の4098(新納刃)。(2500年の世界は人類は死滅しており、アンドロイドは全て番号で管理されている。)
レインフロイスは、メインコンピューターZABI(この世界の統治者)の刺客によって虜われ、X1111たち革命軍は政府軍との1対1での戦いを迫られる。
革命軍はほぼ虜われており、政府軍のアンドロイドに勝利すれば、解放、負ければ廃棄というルール。
最初にY0001(志田光)と戦った6833(高橋匡哉)は戦いに敗れ廃棄されてしまう。
続いて、独自の動きをとった鬼道丸と梵蛇眉を人質にとられた4098は、怪力のX0008と戦うことに。圧倒的な戦力差も懸命に戦うが、善戦虚しく敗れる。しかし、ZABIにより利用価値があると見なされ鬼道丸達とともに拘束されることに。
3つ目の戦いとなったX1112(葛西純)とX1301(バッファロー)。
X1112は政府軍の秘密警察所長という重職にありながら、革命軍に身を投じた過去をもつ。
一方、X1301は前回の勝利から、出世を賭けた戦いとなる。
激戦につぐ激戦。
最後はX1112の命知らず(アンドロイドだけど)の攻撃でX1301は撃沈。X1112は約束通り自由を得る。一方、X1301はその戦いを評価され廃棄処分をまぬがれた。
政府軍によってとらわれていたレインフロイスは、最強のアンドロイドSWORD(田中将斗)によって、拷問にかけられる。そこに政府軍の要職にあるX1568(TARU)が突如乱入。SWORDを倒し、最強アンドロイドの地位を奪うため戦いを挑む。
突然の裏切り行為にもメインコンピューターZABIは動じず、その挑戦を許可する。
激しい戦いも最強アンドロイドSWORDにあと一歩敵わずX1568は倒される。
ZABIが廃棄処分を命じようとすた時、突然、覚醒したフロイスがSWORDを倒し、X1568を伴い逃亡してしまう。
そしてこの夜最後の戦いは、革命軍リーダーX1111とその部下であったX1000(田中稔)の戦い。お互い手の内を知ったもの同士の戦いは膠着状態になるが、X1000の隙をついたX1111の攻撃が功を奏し勝利を目前にするが、レイターがわざとカウントをとらず、逆上しレイターに詰め寄るX1111をX1000が仕留める。
最後はX0008が乱入し、X1111に止めを刺そうとするも、X1000がそれを制し、X1111は再び囚われの身に。
一方、夕顔、レインフロイスに助けられたX1568は戸惑うが、夕顔はひとこと「わたしたちはあなたの味方です」と言い放つ。
ストーリー展開としては政府軍と革命軍が戦うというシンプルな流れに、登場人物の関係性が少しづつ見えてくるというものに。
戦いは極めて激しいプロレス。
どこでフォールをとってもいいエニウェアファールに、ハードコアデスマッチが加わる凄絶なものとなった。
次回episode3は6月29日に開催。
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