Kodakフィルム高騰でフィルム離れが進むのか?
2023年早々にフィルムユーザーに激震が走った。それは世界的フィルムメーカーKodakの値上げ。ここ数年間値上げが続いており、その度にフィルム界隈がザワついた。その度に幾度となく「フィルムをやめようと思う」「デジタルに変わる時が来た」などフィルムユーザーのフィルム離れが始まりつつあると感じる。
今回の値上げは2023年1月16日より20-40%と発表されている。
私がフィルムを使い始めた頃の35mmフィルムの価格と比較してみると空いた口が塞がらない。
度重なる値上げ、20代を中心にフィルムブームが続いているがこの辺りで拍車がかかるのか。そして今まで続けていたフィルムユーザーにとって今後どのような心境変化が生まれるのか。高騰が続けば必然的に購入数や使用頻度が減る可能性がある。そうなれば絶対的需要量が低下することも示唆される。そんな単純な話では無いだろうが、少なくともフィルム離れが加速しフィルムの更なる高騰と生産中止とならないことを切に願うばかりである。
今の自分にできることはフィルムで撮り続けること。そして魅力をひとりでも多く伝えること。これが最低限できる悪あがきなのかもしれない。