医薬品と食品の類似性
医薬品のシステムは、食品のシステムから伝わってくることが少なからずある。特に設備については、食品のハイジェニック仕様が医薬品のサニタリー仕様として利用されることが多い。設備以外にも、食品では当たり前に普及しているプライベートブランドについては、医薬品では後発品(ジェネリック医薬品)という形で安価に提供されており、食品同様、時には大手ブランドがプライベートブランドを出していたりする。この場合、医薬品ではオーソライズド・ジェネリックと言われており、食品同様、消費者はブランドがないだけでブランド品とまったく同じものを購入することができる。
そう考えると、食品業界を観察することで、次の医薬品業界での流行を洞察することができるのではないかと考えた。パッと思いつくところだと、包装資材の減量化(簡易包装化)、フェアトレード、フードロスあたりが考えられる。他にも色々ありそうなので、色々考えていきたい。
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