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2歳児の子育てをしていて気付いた3つのこと。リーダーシップが試される魔のイヤイヤ期

気付けば娘も2歳になりました。以前に育休取得のことを記事にしたのも2年前近くとなり、時の経つことの早さを改めて感じたりします。

さて2歳児ということで、絶賛イヤイヤ期に突入していますw

なかなか親の精神修行を要求する子育てシーンにもなってきましたが、色々と気付くことも多いです。今回はその辺りを書いてみます。


人間には自己決定そのものへの欲求がある

「自己決定が自己肯定感を高めるのに重要」というのは色々な研究でそんな風に言われています。例えば「自分で決めたことで成果が出るから自信がつく」といった文脈もあったり、それはそれでそうだなと思ったりします。

一方、2歳児を見ていると、ただただ「自分で決める」ということそのものに欲求があるようにも感じます。

というのも風呂上がりの我が子、オムツを履くことを徹底拒否します。そこで私はオムツを2つ用意して、「どっちがいい?」と聞きます。すると我が子は「こっち!!」と叫び、選んだ方を気持ちよく満足げに履いてくれるのです。

その様子を見て、人間には自己決定そのものに欲求が存在すると思うのでした。(知らんけど)

人を動かすには意図的なリーダーシップが必要

システムコーチング®︎(チーム向けのコーチング)をするときには、「意図的にメタスキルを変える」という関わり方が重要になってきます。

これは簡単に言うと、自分の"キャラクター"を意図的に作って、他者への影響力をセルフコントロールするといったところです。明るく陽気な感じを出すとか、真摯で厳かな感じを出すとか、意図を持って場に立つんですね。

しかしよく考えるとこれら2歳児に対してリーダーシップを発揮する時には必須のことでもあります。

お風呂から出るのも大変な我が子ですが、お風呂に入れるのもこれまた大変です。おもちゃでお楽しみのところをご中断いただき、"バシャバシャの国"に誘わなければなりません。

そこで私と妻は、めちゃくちゃ楽しそうに「おっふっろ、おっふっろ!」と騒ぎながらお風呂へと行進していきます。だいたい我が子はそれを白けた顔で見ていますが、興味を引くまで諦めず何度でも行進をつづけます。。

非協力的な相手を動かすには、全力のリーダーシップが必要なのです…!

人のことは分からない

自分を除けば最も近しい存在の1人が子どもだと思いますが、結局は未知の存在でもあると度々思い知らされます。

コーチングでも相手を尊重し真摯な関心を抱くために、「相手のことは分からない」というスタンスを大事にしたりもしますが、子育ても全く同じではないでしょうか。

「この子はこうだから」と決めつけず、1人の人間として、その時その時にどのような関心や感情を持っているのか、真摯に向き合う必要があると感じています。

だいたいね、着替えて歯磨きが終わったのに、なんであなたはイモを食ってるんでしょうか?晩御飯のときに、あれほど食べるのイヤイヤしていたよね、、?

人は謎に満ちています。


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