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2024/2/24配信『何故、金の亡者になってしまうのか』より

目先の「お金が欲しい!」とか「稼ぎたい!」におされて、
すぐカネカネカネカネになってしまう
金の亡者って多いですよね。

特に、起業初心者あるあるかなと。
ベテランで金の亡者は、フツーに詐欺師なのでおいといて(笑)。

ちゃんと思いや理念があって、真っ当に起業したのに、
いつの間にか変なコトになっちゃってるというか、
表層的なことに乗っかりすぎちゃって
あれっ、最初の思いはどこいっちゃった?
みたいな方も、多く見かけます。

また、最初っから、私はどうやったら稼げますか?
みたいな、スタートラインから、とても危ういところにいる
金の亡者予備軍の方も、多い。

 
まず、ご自身の『美学』がないんですよね。
自分が自分で、自分の行動を見て、
それがカッコイイって思うかどうか? が、
私が考えるところの「自分の美学に基づく行動」かなぁって思ってます。
『美学』っていうと、なんとなく敷居が高いと感じちゃうかもですが。
  
 
自分がどうありたいかが正解っていう基準でイイと思います。
ちなみに私は、「カッコイイ」が基準です。
もちろん、これだけが正解ってわけじゃないと思います。
 
もう少しカジュアルに「イイね~」でもいいんだけど、
それは割とよく思う言葉なので、
私は、私的褒め言葉の最上級である「カッコイイ」とまで
思うかどうかを、基準にしてます。
 
 
例えば、稼いでる人ってカッコイイよねと、私は思うんです。 
だから、稼げる自分ではいたい。
 
ただ、例えばその稼いだお金でブランド品を買い漁ることは
私はカッコイイとは思わないので、やらない。

厳選してひとつイイモノを買ってそれを大切にしている人のほうが
私の目から見たらよほどカッコイイと思うのです。

だから、私はブランド品を買い漁ることはしないけど、
ブランドだから使う/使わないにこだわるわけでもなく、
祖母から譲り受けたバッグは、たまにケアを兼ねて使います。
  
あと、稼げる自分ではいたいけど、
詐欺まがいのことで稼ぐことを
私は、カッコイイとは思わない。
だから、それもやらない。
そんな小さなのチョイスを積み重ねています。
 
 
つまり、その「自分がカッコイイと思うか?」の基準軸がないから、
目先の「お金が欲しい!」とか「稼ぎたい!」におされて、
すぐカネカネカネカネになってしまう方が多いな~って思ってます。
 
もちろん、起業をするからには
稼ごうとするのは当然だし、いいことだし、
お金を循環しようとするのはとってもいい。
 
赤字覚悟のボランティア事業なんてのは
サービス提供側が摩耗するから長続きしないものだし、
お客さんに喜ばれるイイサービスであればあるほど、
お客さんにとっては続けていることが大事ですよね。
 
 
既に稼いでいる人たちを見て憧れるのもアリなんだけど、
 
・その稼ぎ方は自分らしいのかな?
 
・そのお金の使い方は自分らしいのかな?
 
・それは、自分を幸せにするものかな?
 
などの視点は、忘れないようにしたいなと。
それが、ブレないコツでもあるし、
金の亡者にならない最大のポイントでもあると思います。
 
 
日本では、人前でお金の話をするなと言われる風潮もあってか、
お金のブロックがある人は多い。
稼いでるのは悪いことをしてるからよ、なんて言う人もいます。
 
が、稼ぐこと自体は、全然悪いことではないです。
 
個人的には稼いで、貯め込むことをヨシとはしないですが、
稼げる人が稼いで循環させるのであれば、経済を活性化させる。
経済が活性化すれば、どんどん豊かな人が増える。
で、それって、悪行どころか、愛を増やす善行だと思います。
 
ただし、お金って、交換ツールなので、使わないと意味がない。
なんだけど、稼ぐこと以上に、
使うことが下手な人が多いな~って見てて思います。
私も、決してうまいわけではないけど。
 
ちなみに、私は「清貧」って、意味わからないんです。
愛があれば、貧しくても大丈夫! なんてことも思ったことはない(笑)。
貧しいに清いもへったくれもあるのかって思うし、
どちらかといえば、「貧すれば鈍する」って思います。
 
かといって、お金を持っていることイコール豊かだとも思ってない。
だって、どう見ても幸せそうじゃないお金持ちも、いっぱいいますよね。
 
日本では、「お金持ち」を『rich』と英訳しますが、
海外で言う『rich』って、ただの「マネーホルダー」とは違う。
というか、『rich』を「お金持ち」って和訳するのは、
ちょっと誤訳じゃないのかって思います。
なんかね、そこは雑すぎるだろって。
 
日本有数のお金持ちといえば、麻生サンだと思いますが、
幸せそうかなぁ???
どんどんクチひんまがってるけど、幸せそう???
いや、話したこともないし、よく知りませんけどね。
 
 
ただし、今の世の中では、お金がナイと選択肢もなくなる。
多様化していく社会で選択できなくなるというのは
結構なリスクだと思うんですね。
  
現時点で「マネーホルダー」かどうかではなくて、
美学のある生き方が出来る・選べることが、
豊かな人生を送れているってことかなって思います。
 
その美学は、色々と時代や状況・学びに応じて
順次変わっていっていいと思うんだけど、
今の自分と、10年後の自分、
10年後の自分はこうなるといいなって思っていた10年前の自分が見て、
そのチョイスがカッコイイと思うか? が、
ひとつの基準になるかなと思っています。
 
つまり、そのチョイスをした自分を、
もう一人の自分が過去・現在・未来の視点で見て、
『ソレ、いいんじゃない?』って思うかどうか。

例えば洋服なら、ソレを着ている未来の自分がカッコイイかな?
ソレに投資している自分を、将来の自分がイイって思うかどうか?
を、基準にしています。
 
例えば30代の頃に「10年後にはこんな感じになっていたいな」って
思っていた昔の自分に、胸をはって「これがイイ」と言えるかな?
などなどね。
 
あとは、なんかの登場人物やキャラクターの掛け合わせを
イメージするのもいいと思いますよ。
ただ、私的には、私の想像力なんて大したことはないので、
10年前のイメージしたキャラクターは、
超えててくれないとねって思いますけどね。
 
いやさぁ、昔はこんな大人いいな~って、
本や漫画を読みながら思ったりもしましたが、
今やほとんどの登場人物は年下なんですよ(笑)。
そろそろ年上は、波平さんやフネさんくらいになってきてないか?
あとは、占いババとかDr. クレハとかさ・・・
嫌いなキャラではないけど、大人っていうか・・・ねぇ。
もう自分でイメージを作り上げないといけないお年頃です(笑)。
 
 
で、その選択肢を選べる『場』や『情報』も大事で、
どういう環境に身を置いているかによってイメージできる幅が変わります。
 
それイイね~! って言ってもらえる人が集う『場』もあるし、
なければ、その『場』を作ればいいと思うんです。
 
私はそれがイイと思ってやっているので、
イイねって思われる人が集う『場』を作って、
イイねってことをシェアし合って、
居る人たちが、もっともっとよくなればいいなと。
そんな思いで、オンラインサロンをやってます。
 
世界は狭いようで広いし、広いようで狭い。
色んな選択肢があることを知らないままの方も、多い。
知ってて、選ばない方もいる。
それはそれでいいと思うんです。
 
ただ、過去・現在・未来の自分がどう思うか?
その積み重ねが、どんどんステキな未来を作っていくので、
ひとつひとつのチョイスを丁寧にやってみてください。
  
ではでは、また。
ありがとうございました。

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