タロットx片づけNo.4【星】母親とは愛ある不用品回収業者
最近、シリーズ化しているタロットx片づけシリーズ第4弾。
このタロットカードを見てたらふと、こんまりさんが1冊目の本に書いてたある一文を思い出した。
「母親という名の、愛ある不用品回収業者」
スターのカードのキーワードは「希望とか無償の愛」
お片付けのレッスンをしていると現れるお母様という存在。
実はこのお母さまとの関係性をもう一度見直すことになる方も多いのです。
世代にもよるけど、モノがない時代を生きてきたが娘が山のようにモノを捨てるのをみると心を痛める母というのは多いはず。
私は子供がいないから想像することしかできないけど、、、、
片づけのときは手放すものをお母様には見せないというのが得策なのですが、たまたまみつけられてしまったらある意味最後。
お母さんが使うからとまず使うことのないバックやヨガマットや洋服などを袋から出されてしまうことも。
そういった愛ある不用品回収業者はもちろん悪気はない。
むしろいいことをしていると思っている。
そして、ゴミになるモノたちに希望を見出し、むしろ救い出してきたという誇りさえ持ってるかもしれない。
それらが、ただゴミ袋から救い出されて、場所が母親の部屋に移っただけで使われる日はこないのに、、、、
もちろん、救い出されたものたちが再び活用されて活き活きとしてれば私は何もいわないんだけど。
片づけで結構でてくるのがお母さまとの関係。
かれこれ8年もの間時が止まっているとおっしゃったお客様がいます。
理由は8年前にお母さまがなくなってから、片づけが全然できなくなったというのです。
それに気づいたのは片づけを始めてからすぐでした。
気づいてからやっと片づけを始める気になりました。
片づけない=お母さまのことを大切に思っていると無意識で思っていたのかもしれません。
思いでの品に手をつけないことが美徳と思っているのもよくある話。
大切なものをより大切にして、いつでも見られる状態にすることが片づけ。
けして大切なものを手放すためにやっているわけではないのです。
片づけをしながら質問していくと、みなさんいろんなことに気づき始めます。
不思議と気づくことで前に進める。
他にお母さまとの関係に片づけしているとき気づいたAさんのお話をご紹介。
Aさんは衣類がすべてときめかないとおっしゃっいました。
その理由を聞いているうちにAさんとお母さまとお姉さまの話になりました。
Aさんは幼いころ男の子のようなボーイッシュな恰好がとても好きだったそうです。
ところがお母さまとお姉さまにそれを否定されてから、自分の好きがわからなくなったそうです。
どれを選んでも自分のお気に入りはみんなに否定されるのではないかという恐怖が出てきて選べなくなったそうです。
片づけのレッスンをしているとかなりの割合で幼少期の話をきくことになります。
片づけられなくなったり、自分の好きがわからなくなる原因は幼少期にあることが結構多い。
気づけばカウンセリングになることもしばしば。
一つ言えるのはお母さまには悪気はないのです。
きっと女の子らしい服を着てほしいと願っただけだと思うのです。
それがお母さまの愛情だっただけです。
いじわるをしたいわけではない。
そんなことをカードをみてふと思い出しました。
タロットカードはイメージ力をUPさせてくれる楽しいツールです。
次回お楽しみに。
これまでのシリーズはこちらから
https://note.com/majyo_kana/n/n583c6af03062