オーラス5-1
気持ち入れ替えてから、オーラス働く様になった。
女の子が居ない日は、オーラス。
オープンからラスト。
朝の始発に乗っては、家で3時間仮眠して出勤をした。
人数が多い日は半分でも、少しでも出勤をした。
少しずつだけど、お客様は増えていった。
いつでも会えるアイドル影響もあり、推し活の様にお客様は凄い周期早くして会いにきてくれてた。
週1、週2、と月2、月1
ありがたい事に、途中在籍のno1と張り合う指名の多さになった。
NO1は年齢もあるからと辞めた。
その時は毎月毎月数字に必死だった。
先月より今月
今月より来月
絶対に超える。
超えるくらい、返す。
来る人、来る人から、オプションより延長を取り続けた。
そんな中まさかの出来事だった。
辞めたNO1のお客様から指名を頂いた。
スタッフからこの人長いから、うまくいけば、通ってくれるよ。
スタッフから前もってお客様の最低限の情報をもらえるくらいの関係になった。
いざ、対面した。
大人しいそうなサラリーマンだった。
けど、最悪だった。
キス、お触り、ハードなことに、下着に手を掛かる。
だんだんと何かが見えてくる瞬間だった。
いつも、no1のお客様は時間が長かった。
たまに、隣から不規則な音と喘ぎ声が聞こえてた。
あ、そっか。
大人を知った気分だった。
そんな風な人もいるんだ。
そこから、警戒も始めた。
NO1のお客様、危ない.
夢中で接客してる中でたまに変な人が来るのはよくある事で、知らなかった。
そして、まだ知らない事がずっとあった。
それを、知るのはまだまだ後だった。
雑居ビルのフロアにお部屋が数ヶ所ある中でno1の部屋が1番大きかった。
その時の私はその反対にあるおかげで大きかったけど、いつも部屋を変えるときに、いつも清掃が大変だった。
なにより、女の子の使い方が汚かった。
その女は見た目がきつめのセラピストyさん
機嫌の良し悪しが出る様な子だった。
その子と似た様な年上のセラピストsさんが凄く苦手だった。
物をガサツに扱う音、ドアの音。
うるさくて、部屋まで響いてたから、苦手だった。
そんな中でyさんと出勤が何度か被り部屋の取り合いによくなっていた。
けど、yさんはその部屋じゃないとダメ!と機嫌悪くなるから。といつも私は奥の部屋に入ってた。
そんなある日
近くのyの部屋から揉める様な声が聞こえた。
しばらくして、いきなり、スタッフが部屋に来た。
何かな?と思い話を聞いた。
yがお客様を怒らせた。
だから、給料はあげるから、バタバタ支度してそのお客様を受けて欲しい。
え、、、いやだ。
こわい。と思いつつも、仕事を受けた。
怒ってたお客様をお部屋に案内して、何があったのか気になりつつ、相手が言うのを待ってた。
しばらくして、話し始めた。
うんうん、と聞いてた所。
私、格闘技ならってるんで!
とはなから言われたらしく、
その後、ちょっと足にふれたりとかしてたら、腕を捻られた。との事だった。
なるほど。。。
そりゃ、お互い様だ。と思いつつ、ご機嫌をとりながら、その時間を終えた。
特に足を触る以外はなかった。
けど、お触り禁止なのがルールだけど、yは色んな人にそれを最初に伝えてたのは知っていたけど、嫌がるお客様も居たのは、そんな事があったんだと。
納得した。
どっちもどっちだけど、、、、
自分に置き換えたら、確かに格闘技してるんで!とかはなから言われたら、あまりいい気分は下心持って来てたら、尚更、嫌だなぁ。
かと言ってかっこいい女性ともなるのに。
けど、これは使える!私も嫌な事された時に使ってみよう!と思った。
けど、yへのクレームは止まらなかった。
むしろ増えていった気がする。
しばらくして、yを見なくなった。
最後にスタッフと言い争ってた気がする。
何だったんだろ。
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