サイト6-1
“ペル子ちゃん、辞めたの?〟
え?辞めてないよ?
どーして?お店にそう言われた?
″いや実は、、、
http://xxxxxxxxxxwx"
送られて来たURLをみた。
そこには様々な書き込みがされたサイトだった。
なにこれ、、、、?
信じられない書き込みが沢山ある中で。
ペル子贔屓されてる
ペル子やばい事してたから、店辞めた。
ペル子うざい
など書かれてた。
あー、なるほど。
こんなのがあったんだ。
そして、その書き込みはスタッフかセラピストだろうなぁと思った。
お客様に
"辞めてないよ、お話しした通り、帰省してるだけだよ。"
と返してその後も他愛ない連絡をやり取りして、複雑な心境で残りの帰省期間を過ごした。
複雑な心境のまま、出勤をした。
ただいま〜といいスタッフに挨拶したら、そこにはyが居た。
凄く驚いた顔をしてみていたけど、びっくりするのはこっちも同じだったけど、挨拶したら、相変わらず無視をされたまま。
なぜか嫌われたまま。
まあ、友達作りに来てないし、いっか。
となりつつ、そのあたりからもう1人感じのいい女の先輩のNさんと仲良くなって行った。
何も変わらず出勤するものの、また変なお客様が増えた。
えっxをさせてよ、というお客様と強引に押し倒してくるお客様。
なるべく、フリー新規がつかないように、その頃からお客様に予定聞いて、出勤の予約を埋めて行った。
それでも、フリーのお客様を受ける。
けど、なぜか手癖の悪いお客様ばかり。
手でフィニッシュまだなのに。
それ以上の要求が増えたり、おさわりをしようとする人が増えてる気がしてた。
新規であっておとなしかったお客様も、次会えば、なぜか要求が激しい。
疑問が増えていく。
それでも、指名は増えていく。
比例してNGも増えていく。
少しまた、心が荒んで行く中で、、、
施術中に凄い音がした。
思いっきりドアを閉める音。
寝ていたお客様もびっくりするくらい。
それと同時にパタンと何かがキレた。
絶対にあの人だ。
そう、Sさん。
スタッフが言ってもやめない騒音。
ピリピリしてる中で、その事がやけに大きく私を苛立たせた。
お客様帰った後にスタッフに聞いた。
『さっきの音はなに?』
『あー、Sさんね、さっきのやばかったね、なんかイライラしてるんだよね。』
『お客様寝てたのに、音が凄くてびっくりしてたんだけど』
『毎回注意してるんだけどね。』
『注意したんだ。イライラしてやるって関係ないよね、周りの人に。やめないってやばいね。』
『そうだねー。』
その時またsさんだった。
バン!バンッッッ!
怒ってはだめ、今気が立ってるだけ。
落ち着こう。
落ち着こう。
言い聞かせても、私もダメだった。
『オイ!ババア!ドアくらい静かに閉めろよ!うるせーんだよ!』
『え?!なんですか?』
『ドアくらい静かに閉めれないの?!迷惑なんだけど!!!何ですかじゃーねぇーよ!迷惑してるの気をつけろよな!』
無視するようにその場をSさんは離れた。
スタッフはびっくりする顔をしてこっちを見ていたけど。
無視をするように 部屋に戻った。
あ、やってしまった。
落ち着くどころか、単なる八つ当たりだ。
最悪。
けど、耐えれなかった。
挨拶も無視されるし、邪魔なんだけど!言われたりもしたけど、同じような嫌な人にはならいない。
思ってたけど、もう限界だった。
きっと八つ当たりも今思えばあったのかもしれない。
そんな出来事を起こしてしまった。