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◆中学・高校受験の社会科目の勉強に「朝日ジュニア学習年鑑」がおすすめ

中学受験で社会科目の勉強をする場合におすすめの書籍が「朝日ジュニア学習年鑑」である。

 この本一冊に,地理・産業・生活の各種統計情報,全国の都道府県の基本情報,世界の国々の基本情報,最近の時事ニュース・時事問題,この一年の出来事,時事問題対する分かりやすい解説,などが網羅的に掲載されている。

 普段,新聞を毎日読んでいると日々の社会の出来事や世間の様子が分かり,テレビのニュースで取り上げない出来事や事件も取り上げているので,それを活字で読むことが出来る新聞を読むことが社会学習の一つのよい方法ではあるが,特に小学生・中学生などで新聞をあまり読んでいない場合でも,この本を一通り読むと,最近の大きなニュースやここ一年の主要な出来事,社会の構成・仕組みについてある程度,詳しくなることができる。

 「ジュニア年鑑」となっているが,一応ジュニア向けに分かりやすく書かれたものであるが,内容は大人が読んでも十分な詳しさで面白い内容となっている。

 毎年一冊発行されており,過去のものを読むと,その年の世相がよくわかるようになっている。

 中学受験はもちろん,高校受験対策にも十分活用できる。

 大学受験の世界史・日本史・地理・現代社会などは,かなり専門的な内容となっているので,大学受験はこの年鑑だけでは対応できなくて,それぞれを高校の教科書を読んで対策する必要がある。

 中学レベルの歴史科目でもけっこう内容が詳しいので高校受験の歴史科目対策でも,この本だけでは対策できず,中学の社会の教科書をきちんと読む必要がある。

 しかし,最近の時事ニュースとその解説,産業・社会の統計情報・基本情報,世界の国々の基礎情報などを学習したい場合はこの「朝日ジュニア学習年鑑」が効果的である。なぜなら,通常,全国の都道府県の情報や世界の国々についてなどの統計情報は,学校の社会の教科書には載っておらず,そういうところを,小学生でも分かりやすく,しかも網羅的に書かれている書籍は,自分はこの「朝日ジュニア学習年鑑」以外に知らない。

 中学受験の社会の試験範囲は明確に決まっているのか?どうかよく知らないが,試験範囲が明確でない,時事ニュース対策,「社会」に対する常識的な知識の対策としては,この「朝日ジュニア学習年鑑」がうってつけである。

 ちなみに,自分は世界情勢・社会・世相の移り変わりを世代・年代を越えての記録的書籍としてストックするために,20年以上前から毎年ではないが,数年置きにこの書籍を購入している(新聞はすべて捨ててなくなってしまうため)。

 大人が読んでも勉強になるし,特に小学生・中学生の「社会」を学びたての人におすすめなのが「朝日ジュニア学習年鑑」である。

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