major_vole9792

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最近の記事

石の話

幼い頃から石が好きで、今も好きです。 いつもポケットの中には、石ころが入っていたように思います。 今も変わらず、石を眺めたり触ったりすると落ち着きます。 石を眺めていると不思議な感覚になります。 何と言うか、何もかもが全ての流れにおいて 完璧に整ってみえます。 その石たちに、自分の想いを切り取り 感情移入して触れ合っているように感じるのです。(私を励ましているなとかそんな感情です) 完璧だからこそ、 絶対的な安心を石に感じるのです。 生きていると、色々あります

    • お菓子作り

      お菓子を作ろう るんるんるん 卵をまぜましょ しゃっしゃかしゃー クリームぷくぷく ぷくぷくりん 可愛いお粉が ふうわふわ あまーいお砂糖 たっぷりいれて あつあつオーブン待ってます くんくん ふわふわ 魔法の香り 子どもが集まる わくわく隊 みんなテーブル集まって お菓子のパーティはじまります ようこそ ようこそ いらっしゃい 子どもじゃなくても大歓迎 みんなで仲よく食べましょう 歌や踊りもご一緒に 今日は妖精やってきます 小さなお花を飾ったら

      • ただぼんやりと

        小さな頃から、ただぼんやりと過ごす事が好きでありました。 身体の力を抜いて、ただ横になっている。 畳の微かに残る青い匂い。 お部屋から入ってくる、静かな風。 遠くから聞こえる、自動車の砂利を走る音。 カチャカチャと洗い物をして下さる母の音。 キーキーと甲高い、オナガドリの声。 無音とは程遠い世界の中で、ぼんやり過ごす時、 心はただ静かで、在るを感じる事が好きでありました。 しかし、ぼんやり過ごす時間があまりに長くなりますと、 いつしか、私の身体(心)はふわ

        • これは夢のお話しです

          私には、夢の中で共に成長する仲間達がいます。 皆、違う星に生まれて、 それぞれの星で生きています。  出会うのは夢の中だけですが、 お互いにそれぞれが繋がりあっていて、 共に成長している仲間です。 一人の青年は、岩の多い星に生まれて 岩山を登りながら、生活している旅人です。 彼に夢の中で会ったのは、もう何年も前です。 彼の旅のテントに招かれて、彼の近況などを私は聞いたりしていました。 笑顔が実に素晴らしい彼は、いつもニカっと笑って、日焼けをした顔で、旅の話しをしてくれま

          見えないお友達

          私には娘がおります。 娘がまだ2.3歳の頃だったでしょうか、 娘と商業施設のフードコートでお昼ごはんを食べていた時に、食事中でしたが 娘が飽きてしまい座って居られなくなりました。 その時私は、自分の手の指で、親指と人差し指を付けて輪っかを作り、それをくちばしに見立て、 ピヨピヨひよこちゃんですよと言って 椅子に座って居られるように、娘の気を紛らしていました。 そして、娘に手のひらを出すようにお話をして、 その手のひらに、そっとピヨピヨひよこちゃんに見立てた指を乗せました。

          見えないお友達

          お手紙

          高校生になって仲良くなったお友達がいました。 (高校3年間は、お友達のおかげで楽しい毎日を過ごす事が出来て心から感謝しています) 高校生活にも慣れたある日、お友達のお家に 同級生数人で集まり遊ぶ事がありました。 しばらく遊んでいますと 集まったお家のお友達が、 私に近づき、〇〇ちゃんは覚えてないでしょう?と言って、一枚の紙を私に渡しました。 それは… 私が中学3年生だった時に書いたお手紙でした。 中学3年生のある日、県の中の選ばれた中学生達の作文集が配布された事があ

          探検

          私は小さな頃から、小さな子が大好きでありましたから、 小学生時代も、小さな子達と遊んでおりました。 ある日、学校から帰ってきた私に、 探検がしたいと小さな姉妹が遊びに来ました。 私達3人は、探検に出かける事にいたしました。 まず、お庭にあるメグスリノ木の青い葉っぱを3枚用意いたしました。(メグスリノ木の葉は紅葉すると、深い赤になり、それは見事なのですよ) これは、探検の仲間のしるしだとお話して、皆でポケットにしまいました。 そして、お庭に落ちている、なるべく真っ直ぐ

          まだ時間の感覚が無い?小さな頃のお話しです。 今より『後』の事、つまり、昨日や一昨日を表す時に、小さな頃の私は、 『ずーっと昔の昔ね』とか 『昔の昔の、遠い昔ね』と昨日の出来事をそう話しておりました。 大人達は、皆笑っていたと記憶しています。 小さな私は、過ぎた物事は 大昔と表現していました。 大人になった今 昔と言えば、20年前とかそんな感覚です。 まだ、4.5歳だった私には 昔と言えば、昨日や一昨日だったわけです。

          押入れの中

          私のお部屋の押入れの中には、 いつも何かがいて、姿は見えないけれど、 そこには、やはり何かがいました。 学習机でお勉強をしている時でも、 お友達とお絵描きをして遊んでいる時でも、 私はいつも押入れの中の気配を感じていました。 ある日、お友達とかくれんぼ遊びをおうちの中でする事になりました。 じゃんけんに負けた私の妹が鬼になって、いーち、にー、さん、しー…と数を数え出しました。 私は、お友達と、私のお部屋のおしいれの中に隠れようと、二人で押入れの上の段によじ登りまし

          世界中の子ども達に

          小学生の頃、私は、近所の4.5歳の小さな女の子とおうちの中で遊んでおりました。 私は、同級生と遊ぶ事も好きではありましたが、 ずっと歳下の子ども達と遊ぶ事も、大いに好きでありましたので、毎日のように、近所の小さな女の子達が、小学校から帰った私のおうちに遊びに来ておりました。 それは、中学生になった頃も続いており、 私は、母親に『いつまでも、小さな子ばかりと遊んでいてはなりません』と言われたものです。 その日は、お絵描きをしたり、物語をお話ししたり、ぬいぐるみのお世話などをし

          世界中の子ども達に

          月がぶつかる

          小さい頃のお話しです。 月は綺麗で満月の夜は、真っ暗なお外が明るくなって嬉しかったと記憶しています。 その日は、まんまるお月様が出ていて、 お外がほんのり明るくなって、私はお庭からお月様を眺めていました。 じーっとお月様を眺めていると まんまるお月様が、やがて、ぼやけはじめ さっきまで眺めていた、お月様が大きくなったり、小さくなったりしてきました。 そのまま、私はお月様から目が離せなくなりました。 お月様は、やがてどんどん広がって じわじわ大きくなって、私の目の

          月がぶつかる

          白蛇さん

          小学生の頃、赤いランドセル背負って下校中、 田舎暮らしなので、田んぼ道(あぜ道?)をひたすら歩いていたら、田んぼの横の用水路にある石を積み重ねた様な所に、白蛇がいた。 真っ白で、結構大きくて 目が黄色かった気がする。ピクリとも動かない。 なぜか?『こんにちは』と声をかけて通り過ぎて、 少し歩き進めたけれど、 こんな所に白蛇?と思って、白蛇がいた石を積み重ねた場所にすぐ戻ってみた。 もうそこには、白蛇はいなかった。 家に帰って、白蛇がいた話しを家族にしたけれど、誰

          猫屋敷

          小学生の頃、実家のすぐ近くに、 人の住んでいない平屋があって、そこには猫が何匹も棲みついていた。 私の家にも、5匹の猫達がいて、 雄のトラネコが何日も家へ帰って来ない日があった。 あちこちトラネコを探すが、見つからず。 母と、例の平屋へ行って探してみる事にした。 開けっぱなしの扉の中に入ると、 あちこちに猫がいて、木の天井の上を走り回っていた。 『おーい、〇〇』トラネコの名前を呼んでみると 天井の隙間から、うちのトラネコが顔を出した。 『いた!!』と声を出した

          noteっていいな

          noteのアプリをスマホに入れて、何か感じた事や記録が付けられたらいいなって思ってた。 伝える側からはじめたのだけれど、 noteを使い始めたら、色々な方々の記事がとても良くて良くて、すっかりnote読者になった。 あたたかい文章や絵、知識や経験 癒されたり、勉強になったり、励まされたり、 受け取る事がたくさんで、これからも たくさんの記事を読みたいと思った。 一人一人に宇宙があって、 一人一人が深くて美しくて 内面が文章から湧き出ていて 知らない隣の人にも

          noteっていいな

          今日は長い夢を見た。 小学生の頃、一緒に遊んだ友達と高校生くらいになって再会する夢。お互いに何にも知らなくて、話しながら、日々はあっという間に過ぎるんだなって思いながら、もう再会はしないんだろうなって、夢の中の高校生の自分がそう思ってる。 過ぎ去る日々を流れるようにスクリーンで眺めながら、何もかもが懐かしくて、学生の一コマ一コマが映し出された時、もう二度と無い時を、切なく思いながら、あの時の自分の姿に、何にも知らないんだなって思ったりした。 私の見る夢は、大概が映画のスク

          おめでとう

          お母さん、お誕生日おめでとう 私達にもっと頼って、甘えて、我が儘言って下さーい。もっと、もっと、私達を困らせて良いんだよー。 すぐに会いに行きます。