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努力は仕組み化できる

努力は仕組み化できる 自分も・他人も「やるべきこと」が無理なく続く努力の行動経済学著:山根承子 備忘録として。 まとめました。↓ ◯いい習慣を続けるには ・「いつ・どこで・どのように行うか」をあらかじめ決めておく (例:運動 できるだけジムに行こう→今週の平日5日のうち4日は会社帰りにジムに行く) ・自分の努力を目に見える形で残す (例:勉強 勉強時間やページ数をグラフにする/ 使い切ったボールペンやノートをためておくスペースを作る/ カレンダーにシールを貼る/ 勉強

    • 私はこうして勉強にハマった

      私はこうして勉強にハマった 著:さやか(ビリギャルの本人) 勉強のやり方の本として読むよりは、 自叙伝として読むことをおすすめします。 心理学に興味がある人や、 著者本人に興味がある方には結構面白いと思います。 文章が堅苦しくなく、 砕けていて読みやすいので 自己啓発本の入門書としてもおすすめかも。 内容としては 心理学の本と勉強のやり方の本と、自己啓発本のミックスみたいな感じでした。

      • フェミニズムが嫌いな理由を考えてみる

        フェミニズムが苦手です。 でも、フェミニズムを扱った本は好きです。 なんでだろうと考えてみて、 きっと自分は、 男の人に助けられてきたことが多いからだろうと思いました。 フェミニストの方の傾向として、 日本でうまくいかなかった人、 男性から差別発言・言動を受けた人、 女性と仲が良い人 が多いように思います。 そう考えると、 自分は最早真逆の人間で、 日本が好きで(海外文化も同じくらい好きです)、 男性に助けられたことが多く、 女性と上手くいかなかった人間だからでしょう。

        • 持続可能な魂の利用

          持続可能な魂の利用 著:松田青子 読了。 わたしは、 あんまりこの本を好きになれませんでした。 でも読み切れた理由は、 ひとえに、文章が綺麗だから。 気持ちがいいテンポでした。 ストーリーとしては特に上げる点がなくて申し訳ないです。本当に言うことがなくて……。この記事はただの「わたしこの本読みました記録」になってしまいますね。 思ったことは、作者の方は日本が嫌いなのだろうかということ。少し寂しいです。 わたしは日本が好きなので……。 加えて、女性の解放を望む方は、

          精霊の守り人 感想

          ※ありえないくらい長い感想です。 一 まず、読み始めて、 文章の上手さにはっとする。 平易で端的な言葉づかいでありながら、 その情景や心情が目に浮かぶようです。 文章の流れやストーリーの展開も、 私たちが生まれついて持っている血液の流れのようにするすると入ってくる。 私たちがテンポを揃えに、 追いつこうというのではなく、 一緒に歩くような、 寄りそって隣り合ってくれるような本── 文体だと思いました。 一の二 「妃の目から、みるみる涙があふれた。」 というのと一緒

          精霊の守り人 感想

          悪いことはなぜ楽しいのか

          悪いことはなぜ楽しいのか 著 戸谷洋志 確かに、悪いことはなぜ楽しいのでしょう? 自己中、意地悪、復讐……一般に、 「論理的に悪い」とされていることを、 様々な引用や視点から見つめ直す本です。 明確な答えのない問いですから、 ここで議論はしないほうがいいかなと思うので、 本自体の感想。 作者の経験を交え、 「あぁ確かにそういう感情になるな」 という導入から入ったのち、 展開されていく理論が気持ちいいなと思いました。 例えばカラオケでハモられてちょっと嫌

          悪いことはなぜ楽しいのか