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紫の夜を越えて

この曲を聴くとあの時の感覚がよみがえってくるが、怖くはないのである。不思議で美しい思い出だと言ってくれて、美化された。ときどき誰かに話したくなるが、誰とも共有できない体験と知り、わたしはひとりであると自覚した。もともとひとりであったわたしのひとりがさらに深まった。
そんな体験だった。
本当はすごく怖かった。ホラー映画も苦手なのに。
だれか助けてほしかった。
なんで一人で生きなきゃならないんだ。
なんでわたしはこんなところに放り出されたんだろう。
なにもわからないまま、このまま「時間」というものが過ぎていく。

追記
今日、挑戦したけどうまくできなかったことがあって、自身がなくなったことについて、自立支援の先生に相談したら、そういうことはみんなあるよと言っていました。わたしは大学に入ってから調理とか、マンドリンとか、やりたいことに挑戦して、理想に届かなかったんですけど、特にやりたかったことでした。調理のあと途方に暮れていたら、学生ホールでマンドリンの音がしてきて、クラブに入らないと絶対後悔するなと思ったのでした。過去は破って捨てる、挑戦したことに意味があるとその先生が言っていました。
おかしな世界に入り込んでしまったことがショックだったことも相談しました。入り口があれば出口もあるから、また入ってしまっても出れるよと言ってくれました。
紫の夜を越えちゃいました!
またいろんなことに挑戦してみたいです。