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転移・逆転移
学んだことのアウトプットのために、
転移・逆転移について書きたいと思います。
転移とは、フロイトさん(心理学者)が発見した概念だそうです。
一般的に、本来は両親など過去の重要な人物に対して向けられる感情を、対象を相談を聞いてくれる人に替えてしまうこと。
本当は親に怒っているのに、その怒りを聞いてくれる人に向けてしまうといったこと。
本人(相談者)は無自覚でやっていることがほとんどだとか。
セラピストや占い師だけではなく、友だち、恋愛、夫婦関係などでも起こり得ることだと思います。
相談する側(頼る側)と相談される側(頼られる側)の関係性であれば、日常生活で十分起こり得ることなので、セラピストにならなくても、知識として覚えておいても損はないと思います。
転移に対して、逆転移というものもあります。
これは、相談をされる側が、相談者に向けてしまう感情のこと。
・この相談者さんは怖い
・この相談者さんは好き
・この相談者さんをなんとか救ってあげたい
例えばセラピストさんが、相談を親身に聞いてあげているうちに、自分が助けてあげなきゃと思いすぎて恋愛関係になってしまう、といったこと。
純粋に好きになることと、依存することは別物だと思っています。
依存関係で繋がる関係は、お互いを傷つけてしまったり、良い関係とは言えないと思っています。
全力で頼ってくる、それに応えるを続けてしまうと、それは共依存の関係に発展してしまうのだそうです。
お互いが無自覚であることが多いため、気がついたときには収拾がつかなくなってしまう(相手を攻撃してしまったり)なんてことにもなり兼ねない。
私がこれからやろうとしていることは、人の悩みを聞くことを仕事にしようと思っているので、相談者さんとは境界線を意識的にはって、冷静に聞けるようにしたいと思いました。
以上、本日のアウトプットでした。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。