古樹屋と植替え
[古樹屋]
・古樹屋とは?
→まちの緑の中継地点
・「緑の循環」という考え方。
さまざまな事情によって不要となり、廃棄される植物を生かして、つなぐ。
・緑は共有資源である。
まちの緑の手入れをするうち、自然に発生する緑に対する共有意識。
人間はつねに植物の恩恵を受けて生きている(酸素がなければ生きられない)。
・「売る」というより預かったものを「渡す」感覚。里親探しのような気持ち。
・言い値で引き渡す
→値段をつけたとたん預かった植物は「商品」となってしまう。とおりいっぺんの値段のつけ方で果たしてよいのか? 育てる人と植物との新しい関係を考えるヒント。
→「言い値方式」の採用。まちの緑について、思いを巡らすきっかけづくり。
→「目安の価格+( )円」のような引き渡しを試みている。
[植替え]
・植物を健康に育てるため。
→根詰まりの解消、雑菌や害虫の駆除、土壌のリセット(ミネラル等の補給)。
・2~3年に一度は行ないたい。
・そもそも園藝部の古樹たちは植替え、メンテナンスが必要な状態。
・土壌の通気性。
→水はけ、通気性=植物が快適に生きる環境づくり。
→土壌微生物により有機物は植物が吸収しやすい無機物に分解されるしくみ。
・よい土の条件=土壌中の生物多様性。
・「針底石」+「赤玉土」+「コンポストでできた堆肥(植物性腐葉土)」
※赤玉土…関東ローム層を乾燥させて粒状にした土。
・植替え用語集
「植えつけ」「鉢増し」「鉢上げ」「地植え」「根鉢」「マルチング」「元肥」「株分け」etc.
2024,10,04
シモキタ園藝部