穴があったら入りたい(竪穴式)
「ぎゃぁーーーーーーーーーー」
AM6:30に起床、いつもと変わらない朝、のはずだった。
体力が満タンになっている携帯電話の画面をそっと愛でるようにタッチして起床させる私。
Instagramからのメッセージを知らせる通知が表示されている。
そこには知人からの「どーした?何かあった?」
的な内容のメッセージ。
ん??
「逆に聞きたい、私の身に何があったんだと!!」
そんな事を思いつつ、ぼーーっとメッセージを送り合っているユーザー欄を眺めていると、ふと、ある事に気がつき戦慄する私………
「7時間前に送信、7時間前に送信、7時間前に送信、7時間前に送信、7時間前に送信、7時間前に送信」
渾身の「ぎゃぁーーーーーー」である。
noteに記したクソみたいな駄文を繋がっている人に1人残らずメッセージで送っている…
ストーリーのみにポストしたはずじゃ……
どうする?
「goする!!」
あぁ、知人よ、このクレイジーな行動を気づかせてくれてありがとう、この御恩は一生忘れません、そしていつの日か必ずや恩を仇で返します!!
と、心に誓ってまだ駄文にアクセスして無い方々のメッセージを開きまくっては削除、開きまくっては削除を繰り返す私…
ふぅ……思いっきり未開封の入れ替えられていない澱んだ加齢臭に満ちた寝室の空気を吸い込んでみる、やりきった!
消去しきった!!
油分の多い汗と共に溢れ出す謎の充実感。
気をつけようと思った。
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