東武古書の市
今日12月25日 宇都宮市の東武デパートの古書市に行ってきました。
コロナ流行の年を除いて行われていて、毎年、楽しみなイベントです。見出し画像は73回の案内書の表紙の一部です。この絵大好きです。
今はネットオークションや日本の古本屋・アマゾンで古書は簡単に買えるようになりました。
ネットの普及する前バブルのころまでは地方の文献などや本を入手するのにはこの古書市が一番でした。初日には早くから並んで目録にある古書を買いに行きました。
今は、今日初日でしたが往時のような賑わいはなく、また年齢層も更に上がった感じをうけました。
書店の店主が来ているので相対で話をしたりできます。古書だけでなく、雑多な紙物から昔流行ったプラモデルなども沢山おいてあり、こちらが今は人気があるようです。
今回は私のライフワークのマンガン鉱山の記録を見つけました。薄い48ページの「両崖」という高校の地歴部の冊子昭和46年(1971年)54年前の発行です。題は「山村飛駒の研究・消え去った馬と紙漉業」これなどは中身を見て見ないと何が書いてあるか分かりません。
この中に飛駒にあったマンガン鉱山からどこへどのようにして搬出したかが30行の記載であったが出ていました。更に「マンガン運搬馬車ルート」の地図付きで出ていたので大喜びでした。でも私以外の人が見ても何の価値も見出さないような代物です。しかしこの記録がなかったら当時のマンガン鉱山のことは永遠に謎になってしまいます。聞き語りができた、マンガン鉱山を知っている人はこの世にいないです。
私は健康寿命が続く限り古本屋巡り続けたいです。