SENNHEISER HD660Sのイヤーパッドの交換について


はじめに

剥がれかけのイヤーパッド君 内側も中のスポンジ?が露出している

購入して3年近く経過したこの頃、イヤーパッドの内側が経年劣化で破れてきた。
使い勝手が荒い自覚があるので、壊れるのが早いのかわからないが、愛用はしているので交換することにした。
サラッと調べたところ、手で引っ張れば引っ剥がす事ができるらしいが、土台部分とパッドの部分も剥がれてきており、土台部分が置き去りになり、取り返しがつかなそうな気がした。
てなわけで、イヤーパッドの調達も兼ねて、クソ暑い中秋葉原へと向かうのだった…

購入編

事前調査で、イヤホンならe-イヤホンに行っとけ(今回はヘッドホンだけど)、という情報は仕入れていたので、ヘッドホンをカバンに詰め込んで直行した。

店に到着し、数フロアを彷徨った後4階のヘッドホンフロアに到着。
色んな種類のヘッドホンのイヤーパッドから、HD660Sのイヤーパッドを探していたところ、店員さんに声をかけてもらえた。
ヘッドホンを見せたところ店頭にはなかったため、該当するイヤーパッドを取り寄せ配送してくれることに。(物によっては数ヶ月かかる可能性もあるとのことだった)
剥がれかけのイヤーパッドの剥がし方も教えてもらい、この日は暑さにやられたため、豚カツを食べて直帰した。
お値段6,600円 送料はどこいった?

修復編

1週間もせずに届いた。運が良かったらしい。
業後、早速修復に移ることにした。

まずは状態の確認。

内側のスポンジが見えてる

店舗にないって言われたときは軽く絶望したが、取り寄せてもらえてよかった。

これが届いたイヤーパッド君 新品の感じが懐かしい
開封の儀 いい匂い

修復に伴い、使用したものはマイナスドライバーのみ。オタクならなんだかんだ持ってるでしょ。(ド偏見)
最初に断っておくが、今回自分のヘッドホンは土台から離れるレベルで壊れていたので力技で修復しているが、土台から離れていないなら普通に引っ張れば取れるそうだ。参考にするならあくまで最終手段として検討してね。

まずは、イヤーパッドを土台ごと剥がしていく。

剥がれかけた土台のちょい奥っちょにマイナスドライバーをねじ込む
このイヤーパッドはほぼ戦闘不能になる禁断の技

テコの原理で土台を少し無理に押し上げると、手でつかめるレベルに取れる。ここまで来たら手で剥がせる。

つかめた 汚ねぇ手

念願のイヤーパッド分離に成功。

左が外したイヤーパッド 右が新品
中央が背景カバーのカエラ
これがイヤーパッドを外した後のヘッドホン
にわかなのでここを見るのも楽しい

古いイヤーパッドを外したら、この後は新品のイヤーパッドを装着していく。
まずは下敷きみたいなのを引く。と言っても形に合わせて軽く置くだけ。

特にはめたりはしない ほんとに置くだけ

次にイヤーパッドをはめていく。ここは少し癖者で、形に合わせておいた後、軽く揉み込むようにはめていく。
パチパチなってる間は揉み込み、音がしなくなったら多分はまってると思う。

力を入れすぎてまた分離するのが怖いのでチキンになる

うまくはめられたら、もう片方もはめていく。
一回やると手慣れてくるので、スムーズに進んだ。

15分ちょいで終わった イヤーパッドきれー

装着編

イヤーパッドの入れ替え後、早速ヘッドホンを装着してみた。
やっぱり新品はちげーってなる。つけ心地良い。
あんまりものを捨てるのは好きではないので、こういった形で修復できるのは楽しいし嬉しい。
あの日、クソ暑い中秋葉原に行った甲斐があるなーって思った。
あと、インターネットでは手に入らない情報は、聞きに行けるなら聞いたほうがいいと思いました。
あの時教わってなかったら絶対に土台からパッド引っペ返してたもん。
百聞は一見にしかずやね


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