発達障害でうつ病の恋は果たして実るのか?①
はじめましてと言わせてほしい。タイトルから惹かれて来た人はありがとうございます。noteにこれから少しずつ記録を残していきたいと思っている。
いろんな経緯があって、発達障害の私は鬱病になってしまった。その経緯を教えてくれと言われても、個人情報が混ざってしまうので詳しくは書けない。
とにかく職場の環境や、人間関係、様々な悩みを抱える中で鬱病になってしまった。
まず初めにお前はどういう発達障害なのかと思われると思うので、説明をさせて欲しい。
私はADHDである。昔からあらゆる人間に嫌われまくり、気持ち悪いと言われて小学校の頃は石を投げられたこともあるし、家族からも白い目で見られていた。自分では何が気持ち悪いのか、何が悪いのか見当もつかない。
しかし生きているたった今も、黒歴史になっているのだろうと思うとぞっとする。そんな毎日を送っている者だ。
思ったことを全て口に出していた幼少期。他者との会話など成立しなかったのだろう。推測するにそれが気持ち悪いと思われていたのかもしれない。多分天気の話しをしている時に突然テニプリの話しとかしていたのだろう。
なるほど。気持ち悪い。しかしこれが事実なのかどうか。
今となっては投石してきた連中と会いたいとも思わないので、確認のしようがない。
そしてとにかく物覚えが悪い。右を向いて左を向けば、右の存在を忘れる。
ワーキングメモリ―だとか勝ち組の精神科医にいろいろと唱えられたが、多分そこらへんに異常があるのだろう。
私の机にはいつも付箋が、海底にへばりつくイソギンチャクのように波打っていた。こうして文章を書いている時も、自分が何を書いたかうっかり忘れそうになっていく。
簡単にご紹介してきたが、そういう障害持ちである。
幼少期の頃より自分の頭が狂っていることは理解していた。だから身の程を弁えた行動をしようと思っていた。派手な集団に飛び込むことはNGであるし、イケてるメンバーに顔を出そうものなら迫害されるだろう。
一人でひっそり本を読んで、下手くそな微笑を浮かべることに専念していた。
さあ、そんな具合で大人しく生きて来た私に天変地異が訪れたのである。
一般的には春と呼称するのだろうが、春なんて生易しいものではない。
ある人をものすごく好きになってしまった。
ある日を境にその人のことばかり考えるようになってしまい、気づけば空を見上げている。連絡がこようものなら色めき立ち、フローリングの床を殴りながら悶えるようになってしまった。
もう大人である。中学生じゃないのだ。いくら恋をしたからと言ってここまで盛り上がるのはおかしいだろう。しかしここまで燃えるように人を好きになったのは初めてだった。
まさか自分が寝る前に枕を抱きしめ、抱きしめたかと思ったら枕を叩き、布団の上をゴロゴロ転がりながら、彼の人を想うなんて。
頭がおかしいな、相変わらず。
そうなると問題が発生するわけだ。問題がどのようなものか、それは鏡で直ぐに確認できる。
ボサボサの髪に、面倒だからと化粧をしていない顔。表情は虚無、曲がった背筋。よれた服。笑顔など作れない顔面。
問題まみれだった。
見るからに「ああ、はいはい。そういう人ね」と言われる外見である。誰もが「ああ、察した」と思うだろう。年頃の女性というのはもっと外見に気を使うし、友達もいるはずだ。
私はどうだろう。友達はいないし、見た目は酷い。見た目をまずどうにかしないといけない。
発達障害で鬱病で、外見も悪く、全てにおいてみっともない。社会不適合者だ。人生おしまいだ。
果たして発達障害に恋愛が出来るのか。
同じ発達障害を持っている人なら共感してくれるかもしれないが、みんな毎日擬態するだろう。擬態がどれほどきついか理解していただけるだろうか。
恋愛は擬態の連続だ。とにかく綻びがでないように振る舞わないといけない。しかし日々の暮らしの中でも擬態を繰り返しているというのに、恋愛で擬態までやるとおかしくなりそうだ。
ここまで考えて無理だと思った。しかし私は諦めようと思わなかった。
非常にシンプルな考えだが、何故諦めないかというと。
彼のことがすごく好きだからである。とにかく好きなのだ。
そこで私は、ノートに自分のダメなところと改善する方法をかきだした。
ウォーキング、姿勢、スタイル。直さないといけないところは沢山ある。
健康体ならいいが、うつ病で自分を変えないといけない。これは辛い。
しかしここで諦めてぼんやりしていたら、彼を誰かがさらっていくだろう。さらわれたらもう二度と戻ってこない。
今せっかくいい感じの友達だと言うのに、どこかの誰かにかすめ取られたら、一生後悔する。友達じゃダメなのだ。何とか自分を変えてアピールしないと。
自分を変えるために何が出来るか、それを模索しながら今後生きて行こうと思う。そしてここに誓おう。全力で彼にぶつかっていくと。
この恋を成就させたいと思う。全力で挑んで無理だったら無理で仕方ない。
でも仕方ないって思えるくらいは頑張りたい。
このnoteには、発達障害で鬱病で陰気な自分の恋愛話を書いて行こうと思う。同時に自分を変えるためにどんな努力をしているかも書いて行こう。
誰かに見てもらっていると思うと、やる気が湧いて来る。
今日はその始まりの日だ。みんな見ていてくれ。