行動主義とは 行動主義とは、ヴントへの批判から発展した心理学の考え方の一つ。ワトソンが創始した。ワトソンは内観法では客観的なデータは得られないとし、観測可能な行動のみを研究対象にするべきだとした。 重要人物パヴロフ パヴロフの犬で有名な人物。パヴロフの犬とは、ある音を鳴らしてから犬に餌を与えるようにすると、音を鳴らすだけでよだれを垂らすようになったという事例である。簡単に言えば、生物の行動はAという刺激を受け取ったらBをするというような条件付けによるものがあると明らか
ヴント 1879年にライプティヒ大学に心理学研究室を創設した。これが心理学の始まりである。このことからヴントは心理学の祖であるとされる。哲学から分離を目指した。 要素主義概要 心理学の祖であるヴントの心理学を要素主義と呼ぶ。要素分解的な考え方であり、その他にも様々な当時の科学のトレンドを取り入れている。 説明 ヴントは人間の意識は分解可能であると考えた。よく例に使われるリンゴで考えると、人はリンゴを見ると『赤い』『丸い』『美味しそう』『硬そう』といったことを考え
精神物理学とは 精神物理学とは、フェヒナーが創始した学問である。外部の刺激と人間の内的な感覚との関係を科学的に解明することを目的とした。心理学誕生前に成立した学問であり、心理学成立に大きく貢献した。 トピックスウェーバーの法則 ドイツの生理学教授ウェーバーが唱えた法則。 まず、人間には『2つの刺激を区別できる最小の刺激強度の差』が存在する。これを『弁別閾』という。例えば手にスマホを置かれた状態でその上にペットボトルを置かれたらそれを知覚できるだろうが、スマホの上に砂